鈴鹿サーキットで行われているスーパーフォーミュラ合同・ルーキーテスト。2日目(12月6日)の午前のセッションは野尻智紀(TEAM MUGEN)がトップタイムをマークしたが、セッション終盤は雨模様となり走行を控えるチームが多かった。
初日は気温20度に達する暖かさとなった鈴鹿サーキットだが、この2日目は曇り空。寒さを感じるコンディションの中でセッションが始まった。
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前日と同様に19台のマシンが出走したが、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSの7号車はアルジャン・マイニが乗車、8号車は昨日に引き続きシャルル・ミレジが乗り込んだ。昨日まで7号車をドライブしていたラルフ・アーロンは今日はKONDO RACINGからエントリーし、3号車を終日ドライブする予定となっている。山下健太は、2日目の走行を担当することはないという。
B-Max Racing teamはハリソン・ニューエイが午前のセッションを担当。父親のエイドリアン・ニューエイもピットでテストの様子を真剣に見守っていた。
昨日よりも早い午前9時30分にセッションがスタートしたが、開始早々に坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がシケインでスピンし停車。赤旗中断となった。特にマシンの損傷はなく自走でピットに戻ってきた坪井。すぐにセッションも再開された。
しかし、開始30分を経過したところで牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がS字でクラッシュ。これで2度目の赤旗中断となった。フロントウイングが脱落してしまうなどマシンのダメージもある程度あったようで、ピットで懸命に修復作業が行われた。
マシン回収が終わりセッションが再開されたが、今後は中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がヘアピンでコースオフ。3度目の赤旗中断となった。こちらはグラベルにマシンを止めただけにとどまり、中嶋はセッション再開後しばらくしてコース復帰を果たしている。
開始1時間を過ぎると各車とも新品タイヤを導入して走行するチームが多かった。午後から雨の予報が出ており、ここで残っている新品タイヤを全て使い切ってしまおうという思惑だったようだ。
その中で速さを見せたのが野尻。今回はTEAM MUGENの16号車をドライブしているが1分37秒297をマークしトップに浮上した。
セッションも残り40分を切ったあたりから雨が降り始め、各車続々とピットイン。路面コンディションが微妙な状況になり、残り30分はほとんどのマシンがピットアウトしなかった。
そのままセッションが終了し、午前中は野尻がトップタイム。2番手に関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、3番手に小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が続いた。
一方、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGからテストに参加している山本尚貴は、朝から電気系のトラブルに見舞われ、ほとんどタイムの計測ができず、最下位でセッションを終えている。
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