FIAは、来季のF1からグリッドペナルティの適用を微調整し、ペナルティを科されているドライバーに予選を走る意味を与えようとしている。
今季から、パワーユニット(PU)のコンポーネント交換により、グリッド降格が15を超えたドライバーは、自動的にグリッド最後方に下がることになった。
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2人以上のドライバーがこの条件に該当した場合、グリッド降格が科された順番、すなわちペナルティの対象となった新しいPUコンポーネントをコースで使用した順番に応じてグリッドが与えられることになった。
ロシアGPでは、4人のドライバーがPU交換によりペナルティを受けることになったが、少しでも前のグリッドを手にするために先にコースインしようと、フリー走行1回目開始の数十分前からピットレーン出口にマシンが並ぶという異様な光景が見られた。
こういった事態が再び起こるのを防ぐため、2019年からはペナルティを科されたドライバー同士のグリッド順は、予選の結果で決定されることになった。これにより、ペナルティが決まっているドライバーも、予選で良いタイムを狙う意味がでてくる。
また予選で107%ルールをクリアできなかったにも関わらず、決勝への出走が許されたドライバーについては、PUのペナルティを科されたドライバーよりも後ろのグリッドが与えられるとFIAが明かしている。
水曜日に行われた世界モータースポーツ評議会では、その他にもルール変更が承認された。
2019年の空力ルールに関連するボディワークの詳細が承認された他、マシンの最低重量が740kgから743kgに引き上げられた。
通常マシン重量の増加は、ハロの追加やタイヤのサイズ変更など、ルール変更に伴って行われるが、今回の場合は単にチーム側がマシンの重量を740kg以下に収めるのが困難だと”ロビー活動”をFIAに働きかけた結果によるもののようだ。
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