マクラーレンは、2018シーズンのマシンMCL33が抱える根本的な問題の原因が早期に特定できていたら、Bスペックのマシンを作る予定があったという。
今季からホンダと決別し、ルノー製パワーユニット(PU)を搭載することになっていたマクラーレンは、強豪チームに返り咲くことができると期待していた。しかし、思うような進歩はできず。随所でフェルナンド・アロンソが光る走りを見せてポイントを稼いだものの、コンストラクターズランキングは6位。同じPUを搭載するルノーの半分ほどしかポイントを得られなかった。
■パワー&信頼性の両面で、ホンダとの2019年に期待するレッドブル「あと50馬力あれば今季は違って見えた」
その原因の大部分が、マシンが抱えていた空気力学的な問題だったと考えられる。MCL33は空気抵抗があまりにも多くストレートスピードが伸びない上に、コーナリング中に必要なダウンフォースレベルを維持することができなかったのだ。
しかし風洞では問題の原因が特定できなかったため、レース週末中に実走テストをするような状態に。そのせいでレースウィーク中のパフォーマンスに影響が出るばかりか、問題解決も遅れていってしまった。
マクラーレン・グループのエグゼクティブチェアマンのシェイク・ムハンマド・ビン・イサ・アル・カリファは、もしチームが序盤のうちに問題を把握し、今のシャシーではその問題が解決できないことが分かっていれば、Bスペックの新車を製造していただろうと明かした。
「問題の解決はできなかっただろう。4月までにその問題を発見できていれば、我々はBスペックのマシンを用意していたはずだ。しかし遅すぎた」
チームが問題の深刻さを把握したのはいつ頃なのか。そう尋ねると、彼は「夏休みの後まではそれができていなかった。遅すぎたのだ」と答えた。
彼は今年学んだ教訓を活かして、2019年に同じことを繰り返さないようにすることが重要だと強調した。
「我々が発見したこととその理由を明らかにするべきなのかは分からないが、我々は前進しているし、何が間違っていたのかを理解する上で、来季マシンの開発が役に立った」
「我々は自信を持っている……今年のマシンの改善していくことができなかった理由も分かっている。それは根本的な問題だった。我々はそれに対処できたと考えている」
マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、1年を通して目に見えるようなマシンの進歩はなかったにも関わらず、何が間違っていたのか、理解が急速に進んだと話した。
「我々が何を間違えていたのか、技術的かつ具体的に分かっている」
「多くの開発が間違ったものだった。アメリカGPまでは多くのパーツを試した。そのうち今のマシンにも対応するようなパーツもあったが、このマシンの問題が何なのかを検証するためのものも多かった」
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