鈴鹿サーキットで行われるスーパーフォーミュラの合同・ルーキーテスト。いまだに『T.B.N』となっているドライバー枠に誰が乗るのか? その詳細がmotorsport.com独自の取材で明らかになった。
すでにスーパーフォーミュラ公式サイトで今回のテストのエントリーリストが発表されており、ルーカス・アウアーをはじめ海外からのドライバーも多数参加し注目を集めている。しかし、数台の車両に関しては『T.B.N(ドライバー未定)』の表記の状態になっている。
■SF鈴鹿テストのエントリーリストと2日目のスケジュールが変更
12月4日になってエントリーリストが更新され、REAL RACINGの17号車には今年ブリティッシュF3に参戦した若干17歳のトリスタン・シャルパンティエが乗ることになった。さらにUOMO SUNOCO TEAM LEMANSの参加ドライバーにインド出身のアルジュン・マイニもテストに参加することが明らかにされている。マイニはFIAヨーロッパF3やGP3で経験のあるドライバーで、今回のルーキーテストを皮切りにステップアップを模索している模様。ただ、7号車と8号車のどちらに乗るのかは、現時点ではまだ分かっていない。
しかし、4日16時の時点で、KONDO RACING、TEAM MUGEN、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの3チーム6台と、VANTELIN TEAM TOM’Sの1台のドライバー枠が『T.B.N』表記になっている。この辺りのチームは、来季ドライバーの移籍が噂されており、直前まで参加ドライバーを公開したくないという思惑があるようだ。
翌日からのテストの準備が進む鈴鹿サーキット。そのパドックには2日間のテストに参加するドライバーらも到着しており、誰がどのチームのマシンに乗るのか? その詳細がmotorsport.com独自の取材で見えてきた。
まずはホンダ勢。TEAM MUGENのピットにはスタッフと会話する野尻智紀の姿があった他、来季フル参戦が噂されているダニエル・ティクトゥムのヘルメットがあるのも確認された。
さらにDOCOMO TEAM DANDELION RACINGは福住仁嶺がピットから出入りしている姿がみられた。また遠目からではっきりと認識はできなかったが、黄色のヘルメットを持って同チームのピットに入っていくドライバーの姿が確認できている。おそらく今季チャンピオンを獲得した山本尚貴の可能性が高い。
この辺は、すでにストーブリーグで“大シャッフルがある”と噂されていたが、それを連想させるような布陣となっている模様。ただ、これ以外にもテストに参加するドライバーがいるのではないかという情報もある。
一方、B-Max Racing Teamのピットには来季からタッグを組むモトパークの外国人スタッフの姿も多数みられ、早くも来年に向けて本格的に準備を進めていく模様。TCS NAKAJIMA RACINGには牧野任祐の姿もあった。
対するトヨタ陣営。まず気になるのは当初ニック・キャシディと山下健太が参加すると発表されていたKONDO RACING。数日後にはエントリーリストから突然2人の名前が消え、T.B.Nの状態になっていた。どうやら、山下と国本雄資が明日からテストを担当する模様。ふたりがKONDO RACINGのトランスポーターを出入りしている様子が確認されている。
そしてVANTELIN TEAM TOM’Sのもう1台はキャシディがドライブする模様。ピット内でチームスタッフと打ち合わせのような会話をしている姿があった。
この他のチームはすでに発表済みのエントリーリストのドライバーが2日間にわたって走行するようだ。とはいえ、正式なエントリーリストが出ていないため、具体的な確認は取れていない状況。詳細が判明するのは明日朝のセッション開始時ということになりそうだ。
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