現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ”今のF1には音がなくなった”と認めるアロンソ「でも、ポジティブな面を見ていく」と今後もF1を楽しむと明言

ここから本文です

”今のF1には音がなくなった”と認めるアロンソ「でも、ポジティブな面を見ていく」と今後もF1を楽しむと明言

掲載 更新
”今のF1には音がなくなった”と認めるアロンソ「でも、ポジティブな面を見ていく」と今後もF1を楽しむと明言

 フェルナンド・アロンソは、バーレーンで2013年のマクラーレンF1をドライブしたことを”特別な経験だった”と語り、今のF1には音が欠如していることを改めて認識したと語る。

 アロンソは、F1での最後のレースであるアブダビGPを終えた翌日、舞台をバーレーンに移して、NASCARドライバーのジミー・ジョンソンとマシンを交換するイベントに参加した。

■第2世代フォーミュラEマシンが日本初走行! 迫力のパフォーマンスを披露

 このイベントでアロンソは、2013年のマクラーレンMP4-28をドライブした。このマシンにはメルセデスのV8自然吸気エンジンが搭載されており、アロンソは現行のV6ターボ+ハイブリッドのいわゆる”パワーユニット”と比較することができた。

「そのマシンに乗るのは、予定になかったことだ。正直に言ってね」

 そうアロンソは語った。

「僕は他のクルマを走らせるだけの予定だった。でも、マシンがOKだということを確認するために、インスタレーションラップだけ走った。それは理に適ったことだった」

「昨日F1から引退した後、朝11時にはまたコクピットに座っていたんだ」

「マシンに乗っている時は、今のマシンと比較しても、音はそれほど変わらない。でも、外から見ていると、それはとても、とても特別なモノだった」

「つまり、今は音の面で、活力を大きく失っている」

 現行のパワーユニットレギュレーションが施行されて以降、F1マシンのサウンドが静かになったことについて、批判的なコメントが多く寄せられた。これに対処するため、F1は排気管にマイクを取り付けるなどして音を増幅することを検討してきた。

 アロンソは、音が静かになったことによりF1から何かが欠けたことを認めつつも、外からF1を”楽しむ”と主張した。

「F1から失われてしまうこと、そしてF1から失われることがないことがある。でも僕は、ポジティブな部分を見ようと思う」

「良い思い出になるだろう。F1での全てが、素晴らしい旅だった」

「若い頃から今に至るまで、いかなる状況でも、そしてどんなクルマでも、僕は常に戦ってきた。そして、考えもしなかったような成功を達成してきたと思う」

「僕は観光客として、あるいは解説者として、いつの日にかF1に戻ってくるだろう。そして、F1を違う形で楽しむことができるはずだ」

こんな記事も読まれています

トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
モーサイ
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
WEB CARTOP
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
くるまのニュース
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
レスポンス
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
くるまのニュース
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
VAGUE
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
くるまのニュース
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
ベストカーWeb
FIAスライエム会長が批判にコメント「世論の法廷で有罪判決を受けたかのよう」会員からの支持も強調
FIAスライエム会長が批判にコメント「世論の法廷で有罪判決を受けたかのよう」会員からの支持も強調
AUTOSPORT web
レッドブル育成ハジャルが3日目最速。宮田莉朋は午後3番手/FIA F2バルセロナテスト最終日
レッドブル育成ハジャルが3日目最速。宮田莉朋は午後3番手/FIA F2バルセロナテスト最終日
AUTOSPORT web
ついに[レガシィ]の名が消える…… 2025年春にメイン市場の北米で生産終了! でもアウトバックは生き残る!
ついに[レガシィ]の名が消える…… 2025年春にメイン市場の北米で生産終了! でもアウトバックは生き残る!
ベストカーWeb
スズキ「アヴェニス125」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
スズキ「アヴェニス125」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村