通常カーナンバー「44」を使用しているルイス・ハミルトンが、5度目のF1タイトル獲得を記念し、2018年F1最終戦アブダビGPのFP1でチャンピオンナンバー「1」をつけて走行した。
現在のシステムではチャンピオンはカーナンバーとして「1」か自身のレースナンバーのどちらかを選択できる。ハミルトンは2015年、2016年、2018年と「44」をつけることを選んできたが、最終戦アブダビGPの金曜フリー走行1回目ではメルセデスのノーズに「1」を飾った。
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メルセデスの発表では、ハミルトンが最終戦で「1」を使用するための許可を求め、それが認められたということだ。マシン自体は「44」でエントリーされており、エンジンカバーには正式なナンバー「44」が記されている。
ハミルトンは、自分にはナンバー1をつけたいという気持ちは全くなかったが、チームメンバーの願いを受けて、わずかの時間ながら1番をつけたマシンを走らせようと思ったと述べている。
メルセデスは5年連続でダブルタイトルを獲得しているが、一度もナンバー1をつけたマシンを走らせていない。
「個人的に(1番をつけることは)好きではない。でも僕らはずっとワールドチャンピオンなのに1番をつけてこなかった。だから(今回つけることができれば)クールだと思った」とハミルトンが語ったとRACEFANSが伝えた。
「以前エンジニアやメカニックから、1番をつけてくれるよう頼まれたことがあった。だからセッション1回でも1番で走れば、チームがその写真を撮ることができるし、『自分たちはナンバー1なんだ』という誇りを感じることができて、クールだと思った」
「でもセッション1回だけのことだよ」
ハミルトンはFP2ではノーズのナンバーを「44」に戻している。
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