バレンシアで行われたMotoGP公式ポストシーズンテスト。2日目に8番手タイムをマークした中上貴晶(LCRホンダ)は、充実したテストだったと振り返った。
中上はテスト初日から、負傷治療中のチームメイト、カル・クラッチローが使用していた2018年型のRC213Vで走行。第一印象から乗りやすさと扱いやすさを実感したようだ。
■MotoGPバレンシアテスト2日目:ビニャーレスが連日トップ。中上貴晶8番手
「とてもいいフィーリングのバイクだ、という第一印象でした。2017年型と比べて2018年型はエンジン特性がとてもスムーズで、パワーもあるので、いいラップタイムを簡単に出すことができました」
中上はそうプレスリリースにコメントを寄せた。
テスト初日はニュータイヤでの走行もなく、雨により早めに走行を切り上げ13番手だったが、2日目は車体のセットアップを煮詰め、ドライコンディションの中でトップから0.547秒差の8番手タイムをマークした。
「今日(2日目)は、すごく充実した手応えの前進ができました。アウティングのたびに、バイクのフィーリングが良くなっていきました。ラップタイムも、最速の選手からコンマ数秒という僅差でうまくまとめることができました」
「本当にポテンシャルの高いバイクで、今は一歩ずつしっかりとセットアップを積み上げているところです。チームと新しいチーフメカニックのジャコモ(・グイドッティ)の手際よい仕事のおかげで、順位の面でもいいポジションで締めくくることができました」
中上はテストに参加した全ライダー中最多となる70周を走破。順調にメニューを消化することができたようだ。
「今日は車体のセットアップに専念し、新しい方の車体と昨日乗っていた車体を乗り比べて、それぞれの違いを見極めました。今日の走行で皆が試したミシュランの新しいリアタイヤについても、いいフィーリングで走ることができました」
次回のテストは11月28日から2日間、スペインのヘレス・サーキットで行わる。その後、12月からはテスト禁止となるため、束の間の冬休みとなる。
「全体として非常に収穫の多いテストになりました。次のテスト地、ヘレスでもこの調子でさらに前進していきます」
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