レッドブルのダニエル・リカルドは、シーズン終盤になってトラブルが連続していることについて、まるでアッパーカットを何発ももらっているかのようだと語った。
リカルドは今季限りでレッドブルを離れ、ルノーに移籍する予定となっている。良い形でシーズンを締めくくりたいところだったが、メカニカルトラブルが続発。パワーユニットのコンポーネント交換によるグリッド降格を強いられ、力強い結果を出せないでおり、優勝したモナコGPを最後に表彰台に上がれていない。
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メキシコGPでは2番手走行中にクラッチトラブルに見舞われマシンストップ。しかも、この際にマーシャルが使用した消火器によってターボチャージャーにダメージが生じ、ブラジルGPでグリッド降格ペナルティを受けるという、泣きっ面に蜂の状態だった。
11番グリッドからスタートし、4位でブラジルGPを終えたリカルドは「レッドブルのスピードがあれば、良い結果が得られると分かっている時に、集団の中でレースをし続けなければならないのは、腹立たしいことだ」とレース後に語った。
「(ブラジルGP初日)金曜日に初めて(メキシコGPでの)インシデントを見たんだ。でも傷口に塩を塗っただけだったよ!」
「僕は今季レースをリタイアした回数は、ルイス(ハミルトン/メルセデス)が過去5年間で喫した合計リタイア回数よりも多いんだ。そういう事実の数々が、僕にとっては本当に”アッパーカット”のように感じる」
「僕たちが速いマシンを持っている時に、僕は毎回グリッド後方からスタートしているように感じる。それが、フラストレーションを募らせている原因だと思う」
一方でリカルドは、消火器を使用したメキシコGPのマーシャルには何の過失もないと主張した。
「リプレイを見たけど、煙が出ているだけだと思った」
「だけど炎が見えた瞬間もあったんだ。だからマーシャルがしたことに怒りを覚えることはない」
「炎が見えたとしたら、それを消すのが彼らの仕事だ。僕は誰にも怒ってない。ただ完璧な走りをしたいだけなんだ」
ブラジルGPでは、リカルドのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンが好走を見せ、一時はトップに浮上。周回遅れのエステバン・オコン(フォースインディア)と接触しスピンしたものの、2位でレースを終えている。
それだけに、リカルド自身もペナルティがなければもっと良い結果が出せたはずだと考えているようだ。
「(ブラジルGPでは)僕たちに良いペースがあって表彰台がとても近かったので、フィニッシュしてすぐに、とても腹立たしい気分になった」
「後悔はないし、表彰台を失ったと思っているわけでもない」
「できることは全てやったし、それを気にしているわけじゃない。マシンは驚くほど速かったし、レースは楽しかった」
「僕たちには、4位以上の実力があったんだ。だけどとにかく、表彰台に上がるチャンスはもう1回ある。アブダビではベストを尽くす」
「ブラジルではペースが良かった。アブダビにもある程度楽観して臨める。前々から、ブラジルよりもアブダビの方が僕たちに合っているトラックだと僕は感じているんだ」
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