ブラジルGPで今シーズン10勝目を飾ったメルセデスのルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とエステバン・オコン(レーシングポイント・フォースインディア)の接触はレーシングインシデントだったと考えている。
決勝レースの後半、オコンはトップを走っていたフェルスタッペンに周回遅れにされないようにとターン1でオーバーテイクを試みた。彼はアウト側からターン1に進入したが、フェルスタッペンはイン側からコーナーに向かいターン2でオコンの前に出ようとした。ところが、そこで両者は接触してしまった。
フェルスタッペン、オコンへの”小競り合い”により、「社会奉仕2日間」の罰則
これによりフェルスタッペンはスピンを喫し、ハミルトンの後ろ、2番手にポジションを落とした。彼のマシンはフロアにダメージを負い、またエンジンの信頼性を懸念してパワーを落とさなければならず、優勝を逃す結果となった。
レース後、フェルスタッペンはオコンを”馬鹿げたヤツ”だと非難し、体重計測の場ではオコンの胸ぐらを突き飛ばした。
しかしハミルトンは、フェルスタッペンは違うやり方でこの問題に対処することができたはずだと考えている。
「僕もあの出来事を見た」とハミルトンは話した。
「それに驚かなかったというわけではない」
「彼らはレースをしていたけれど、同じポジションで戦っていたわけではなかった。僕だったら違う考え方をしていただろう」
「幸いにも彼はレースを続けることができたし、他の誰かを傷つけることもなかった。あれはレーシングインシデントだったと思う」
「マックスは野心家だし、時には誰かを刺激したりする。でも僕は(優勝したことを)本当に誇りに思うし、他に人たちのことは気にしていない」
フェルスタッペンとオコンの接触については、フォースインディアはフェルスタッペンに責任があるとして強く抗議したが、オコンに10秒のストップ&ゴーペナルティが科された。
表彰式の前に、ハミルトンはドライバーズルームでフェルスタッペンと会話を交わし、そこで「オコンには周回遅れにされないようすることが許されている」と伝えた。
フェルスタッペンはハミルトンの話に同意しながらも、「でも、君はクラッシュしていないよね」と返答。それに対してハミルトンは、「君は彼(オコン)よりも大きなロスをした。彼には失うものがなかった」と話していた。
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