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LCRがMotoE参戦体制を発表。元MotoGPライダーのド・プニエとEWC王者カネパを起用

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LCRがMotoE参戦体制を発表。元MotoGPライダーのド・プニエとEWC王者カネパを起用

 2019年から始まる電動バイクレース『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)に参戦するLCR Eチームが11月10日、参戦体制を発表。ランディ・ド・プニエとニッコロ・カネパを起用することを明らかにした。

 MotoEは、MotoGPをプロモートするドルナスポーツが2019年から新たにスタートさせる電動バイクによるチャンピオンシップ。マシンはイタリアの電動バイクメーカー、Energica Motor Companyの『Energica Ego Corsa』(エゴ・コルセ)のワンメイクで、ミシュランがタイヤサプライヤーを務める。

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 チャンピオンシップはヨーロッパ圏で行われるMotoGPとの併催で全5戦での開催。エントリー枠は12チーム18名のライダーであり、先だっては11月上旬に今季レッドブル・KTM・ファクトリーレーシングからMotoGPクラスに参戦中のブラッドリー・スミスのエントリーが明らかにされるなど、ライダーの発表が相次いでいる。

 今回発表を行ったLCR Eチームは、元ロードレース世界選手権ライダーのルーチョ・チェッキネロが代表を務め、MotoGPクラスにLCRホンダとしてカル・クラッチローと中上貴晶の布陣で参戦中のプライベーターチーム。MotoGPのなかでも長らくプライベーターとして活躍するLCRが、来季からはMotoEにも名を連ねるというわけだ。

 LCR EチームからMotoEに参戦するのは、ド・プニエとカネパのふたり。フランス人ライダーのド・プニエは2013年までMotoGPクラスにフル参戦し活躍していたライダーで、2018年の鈴鹿8時間耐久ロードレースにはムサシRTハルク・プロ.ホンダから参戦したことでも記憶に新しい。

 ド・プニエはMotoGP250cc参戦時代の2年間とMotoGPクラスに参戦していた2008年から2010年までの3年間、LCRに所属していた。今回はいわば“古巣”から電動バイクという新しいレースに挑むことになる。

 ド・プニエとともにMotoEに参戦するイタリア人ライダーのカネパは、2007年にはスーパーストック1000でタイトルを獲得。2016/2017シーズンの世界耐久選手権(EWC)にはGMT94ヤマハから参戦し、チャンピオン獲得に貢献したライダーだ。カネパは2018/2019シーズンEWC開幕戦のボルドール24時間耐久にYARTヤマハから参戦しており、耐久レースのEWCと電動バイクレースMotoEのダブルエントリーになると見られる。

 LCRからMotoEに参戦することになったド・プニエは「LCRからMotoEに参戦できるのはとてもうれしいよ。このチームは5年間、MotoGPで所属していた場所だからね」とよろこびを語りながらも「11月下旬にへレスで行われるMotoEのテストでは、バイクとライディンスタイルに関する情報をたくさん集めることになるだろう」とテストに向けた観測を述べた。

 一方のカネパも「へレスでの最初のテストが待ちきれないよ。来季に向けて準備をしているところだけれど、テストでは重要な情報がもたらされるだろうね」と新たな挑戦に意気込みを見せている。

 MotoEの最初のテストは11月23~25日、スペインのへレスサーキットで行われる。

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