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鈴鹿の接触で非難受けたマグヌッセン「現行のミラーでは真後ろのマシンが確認できない」と主張

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鈴鹿の接触で非難受けたマグヌッセン「現行のミラーでは真後ろのマシンが確認できない」と主張

 ハースのケビン・マグヌッセンは、現在使用されているミラーが適切な位置に取り付けられていないせいで、バトル中に後方のマシンが見えないのだと主張した。

 日本GPの決勝レースでは、マグヌッセンはシャルル・ルクレール(ザウバー)と接触したが、ペナルティを科されることはなかった。

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 しかしFIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは自身の意見を見直し、マグヌッセンのブロックは”遅すぎる”ものだったと主張した。

 一方マグヌッセンはそれに異議を唱え、現行のミラーでは、遅すぎるタイミングに到達するまでルクレールのことが見えなかったと話した。

「もちろん、僕は彼(ホワイティング)の意見を知っている」

「僕が動くのはあまりにも遅かったので、彼が意見を変えたことは正しいことだと言わなければならない」

「だけど問題なのは、相手が動くまでは、その人のことが見えないということだ。相手が動いた後で、確認することができる。これは皆で解決すべき問題だ」

 空力ルールが見直されて以降、後方の視界の悪さは共通の問題だった。昨年からは幅の広くなったリヤウイングが導入されたこともあり、特に問題となっていた。

 マグヌッセンは「このウイングが導入されてから、後ろに誰かがいても見えないんだ」と続けた。

「後ろにいる相手が動くと、すぐに見えるようになる。だから(相手が見えない間は)何もできない。相手が見えるようになった時に、反応することができる」

「こういったマシンは本当にひどい。コーナーなどで後ろのマシンがある角度に入ってきた時にだけ、確認することができるんだ」

「相手が真後ろに来てしまったら、その人を確認することはできない」

 最近ではドライバーたちが、ミラーを使う代わりに背面カメラを使用するという案を議論していた。

 この状況を改善するために、2019年のルール変更の一環で、リヤウイングの位置が調整されることになっている。これについてマグヌッセンは、状況改善に役立つだろうと考えており、「リヤウイングは今よりも高い位置に取り付けられるだろう。そうすれば良くなるはずだ」と語った。

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