先日行われたF1メキシコGP。舞台となったエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、標高2200m以上という高地にあり、その空気密度の低さから、各チームがエンジンとブレーキの冷却に苦しんだ。しかしその過酷な環境は、来季のブレーキディスクの性能を測る上での、絶好のテストとなった。
F1にブレーキサプライヤーは、ブレーキディスクの冷却効果を高めるため、ディスク自体に冷却用の穴を設けている。
20年前、F1のブレーキディスクの断面中央部には30個以下の大きな穴が開けられ、冷却効果を上げた。この技術は劇的な進歩を遂げ、5年前には100以上の穴が開けられるようになった。
しかしその後さらに技術は進歩し、2年前にはブレンボが1200の開口部を持つブレーキディスクの開発に成功。その数字は、もはや限界点であると信じられていた。
ブレンボ社のF1及びオープンホイール・カスタマー・マネージャーであるアンドレア・アルゲリはmotorsport.comに、次のように語った。
「(チームから)提案される冷却パターンは、時にはかなり良いモノだ。しかし、ディスクの耐性と磨耗を考慮したモノにはなっていない」
「チームはたくさんの(冷却用の)穴を求めている。しかし、磨耗は0.5mmしか許されないのだ。こういった形のディスクは、FP1で良い結果を得るためだけに使われる。その後、交換する必要があるのだ。だから、ディスクの寿命との間で妥協しなければいけない」
しかし、メキシコでフェラーリが使ったブレンボ製のブレーキディスクには7列の穴が開けられていて、その総数はまさかの1400以上に達したと考えられる。
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