現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 小林可夢偉がSF19開発テストに参加「マシンの感覚は掴めた」|スーパーフォーミュラ

ここから本文です

小林可夢偉がSF19開発テストに参加「マシンの感覚は掴めた」|スーパーフォーミュラ

掲載 更新
小林可夢偉がSF19開発テストに参加「マシンの感覚は掴めた」|スーパーフォーミュラ

 来シーズンからスーパーフォーミュラに導入される新型マシン『SF19』の開発テストに参加。1日目午後のセッションで#00 トヨタ開発車両をドライブした。

 今回、#00 トヨタ開発車両はUOMO SUNOCO TEAM LEAMANSがテストを担当することになっていたが、小林も事前にマシンの感覚をつかんでおきたいと、以前からテストドライブを志願し各方面へ直談判したとのこと。その結果、鈴鹿での1日目午後のセッションにSF19に乗るチャンスができたのだ。

野尻智紀、2度目のSF19テスト「”曲がり過ぎる”くらいよく曲がった」

 午前中のセッションで#00 トヨタ開発車両にミッショントラブルが発生し、その修復のため午後のセッションが始まってもガレージの中で作業が続けられたが、開始30分を過ぎたところでコースイン。その後は順調にメニューをこなした。

 セッション終了後にはHALOが付いた状態でのコックピット脱出訓練も行い、これまでの中では最速となる9.6秒をマークしていた。

 なお、彼がドライブするのはこのセッションのみ。「クルマ自体の感覚はわかったので、走れただけでもよかったなと思います」と語ると、初めてSF19をドライブした感想をこのように語った。

「個人的には、すごく大きく変わるかと言われたら……セッティングを合わせ込んでいけば、(SF14の動きと比べて)と近いところに行くかなと思います。フロントタイヤが太くなっている分、グリップしてくれるので、ラップタイムは多少速くなると思います」

「クルマ自体も違うし、空力特性も違うので、セッティング等も(SF14と比べて)違いますが、その辺を除けば変わりはないです。最終的にクルマのバランスを合わせて煮詰めていけば、走らせ方もそこまで変わることなないと思います」

 そう語った小林だが、フロントタイヤがワイドになったことで“よく曲がる”という印象はあったという。

「よく曲がる印象ですね。ただ、曲がりすぎてしまうから、リヤとのバランスが崩れてしまいますが、そこのバランスをうまく合わせられればなと思いました」

 また、今シーズンは第6戦岡山での2位表彰台をはじめ、要所要所で見せ場を作った小林。しかし、目標としている優勝には届かずドライバーズランキング11位に終わった。

「良いところではよかったんですけど、この鈴鹿と富士はクセモノだという印象でした。来年はそこを改善して戦えれば、チャンピオンシップは戦えるかなと思います。多分、来年は全戦出られると思うので、チャンピオンを狙いながらやっていきたいと思います」

「(優勝できなかったのは)残念ですけど、逆に勝てるレースがいっぱいあったということは、そこまで(勝てるだけのところに)きていると思います。チャンピオンとは関係ないときに勝って、いざチャンピオン争いという時にうまくいかないよりかは、(重要な場面で勝てるように)そこまで溜め込んでいると思って、頑張ろうと思います」

関連タグ

こんな記事も読まれています

【月額32万2630円から】レクサスLM、KINTOでサブスク開始
【月額32万2630円から】レクサスLM、KINTOでサブスク開始
月刊自家用車WEB
V12エンジン搭載! 新型「FRスポーツカー」世界初公開! 大排気量&高回転志向で830馬力発揮の「12チリンドリ」米で発表
V12エンジン搭載! 新型「FRスポーツカー」世界初公開! 大排気量&高回転志向で830馬力発揮の「12チリンドリ」米で発表
くるまのニュース
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、高度なサウンドチューニング機能を操れる!
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、高度なサウンドチューニング機能を操れる!
レスポンス
もうオープンホイールじゃない!? フェラーリF1、攻めたデザインの“雨用タイヤカバー”をフィオラノでテスト
もうオープンホイールじゃない!? フェラーリF1、攻めたデザインの“雨用タイヤカバー”をフィオラノでテスト
motorsport.com 日本版
ガレージ作業からアウトドアまで!マルチに使えるクッションパッド登場 ゴードンミラー
ガレージ作業からアウトドアまで!マルチに使えるクッションパッド登場 ゴードンミラー
グーネット
ベントレー 最後のW12エンジン搭載モデル「バトゥール コンバーチブル」発表
ベントレー 最後のW12エンジン搭載モデル「バトゥール コンバーチブル」発表
グーネット
新時代の仕事「ロボット管制」ってなに? どんな業務なのか、NTT Comを取材した!
新時代の仕事「ロボット管制」ってなに? どんな業務なのか、NTT Comを取材した!
くるくら
日産、2025年3月期決算は売上高が過去最高の見通し 世界販売は7.5%増の370万台を計画
日産、2025年3月期決算は売上高が過去最高の見通し 世界販売は7.5%増の370万台を計画
日刊自動車新聞
「新トンネル」でスペイン村や賢島が近くなる!「伊勢志摩連絡道路」さらに一部区間が2024年度開通へ
「新トンネル」でスペイン村や賢島が近くなる!「伊勢志摩連絡道路」さらに一部区間が2024年度開通へ
乗りものニュース
[15秒でわかる]日産『キャシュカイ』改良新型…刷新されたフロントデザイン
[15秒でわかる]日産『キャシュカイ』改良新型…刷新されたフロントデザイン
レスポンス
「“自家製”ランボルギーニ」登場!? ちょっと“小さい”「ディアブロ…!?」! 精巧すぎる「2ドアスポーツカー」の正体と“唯一の本物パーツ”とは
「“自家製”ランボルギーニ」登場!? ちょっと“小さい”「ディアブロ…!?」! 精巧すぎる「2ドアスポーツカー」の正体と“唯一の本物パーツ”とは
くるまのニュース
「プラモでしか見たことない……」伝説の“6輪タイレル”「P34」がオークションに登場 わずか2シーズンで消えた唯一無二のF1マシンとは
「プラモでしか見たことない……」伝説の“6輪タイレル”「P34」がオークションに登場 わずか2シーズンで消えた唯一無二のF1マシンとは
VAGUE
日産車体、新社長に冨山隆副社長が昇格 吉村東彦社長は退任
日産車体、新社長に冨山隆副社長が昇格 吉村東彦社長は退任
日刊自動車新聞
フェラーリの脅威は変わらない? トヨタ、WECスパ戦に向けBoPで締め付けも跳ね馬最速と予想
フェラーリの脅威は変わらない? トヨタ、WECスパ戦に向けBoPで締め付けも跳ね馬最速と予想
motorsport.com 日本版
トヨタ「GR86」用のHKS GATE専売サスが凄すぎる! まるで「スムーズな運転養成ギプス」と呼びたい仕上がりとは【デモカー試乗】
トヨタ「GR86」用のHKS GATE専売サスが凄すぎる! まるで「スムーズな運転養成ギプス」と呼びたい仕上がりとは【デモカー試乗】
Auto Messe Web
映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」に登場した電動SUV「ID.4」のゴジララッピング仕様がご覧になれます! フォルクスワーゲンブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」に登場した電動SUV「ID.4」のゴジララッピング仕様がご覧になれます! フォルクスワーゲンブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
輸入車で旅に出よう【ディーゼル/PHEV/BEV】パワートレイン別おすすめの旅車
輸入車で旅に出よう【ディーゼル/PHEV/BEV】パワートレイン別おすすめの旅車
グーネット
ルージュ ベルベットのドレッシー仕様登場!「DS4」の特別仕様車「リボリ BlueHDi コクリコ エディション」は、ChatGPT搭載の知性派だった
ルージュ ベルベットのドレッシー仕様登場!「DS4」の特別仕様車「リボリ BlueHDi コクリコ エディション」は、ChatGPT搭載の知性派だった
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村