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スポーツ 2018.10.25

100号車RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴、12点あった大量リードを失うも「逆に同点で済んで良かった」

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 オートポリスで行われた2018スーパーGT第7戦。予選とは裏腹に苦戦を強いられたホンダ勢の中で、孤軍奮闘の活躍を見せ5位入賞を飾った#100 RAYBRIG NSX-GT。後半スティントを担当した山本尚貴は#1 KeePer TOM’S LC500と同点で最終戦を迎えられるのは良かった方だと語った。

 予選では5台全車がQ2へ進出し、トップ3を独占する速さをみせたホンダ勢。ところが決勝では一転してレクサス勢の先行を許し、軒並み順位を下げてしまった。そんな中#100 RAYBRIG NSX-GTも前半スティントのジェンソン・バトンでポジションを3つ落としてしまうが、24周目に交代した山本がうまくタイヤをマネジメント。終盤にペースを上げ、4番手の#38 ZENT CERUMO LC500にあと一歩と迫る5位でチェッカーを受けた。

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 ただ、今回のレースに関してはレクサス勢との差を感じたと山本は語った。

「ロングランに関してはレクサス勢の方が分がありそうなのは分かっていました。逆に予選であれだけ前にいられたからこそ、展開的に楽になった部分もありました。もし、これで予選で前に行けていなくて後続の集団に飲み込まれていたら、もっと苦しいレース展開だったと思います」

「途中のペースは38号車の方が速かったですし、向こうはいろんなラインを通りながらもペースを落とさずに走っていたのを見ると(38号車の)前に出るのは辛いなと思っていました」

「残り2~3周で向こうのペースが落ちたので、それを見てプッシュしましたが、最終的に届かなかったです。でも、あそこまで追い上げられるとは思っていなかったので、ベストは尽くせたかなと思います」

 さらに山本はオートポリスでの週末全体を振り返り、最終戦のもてぎでは予選を重視しながらも決勝でのレースペースをもう少し上げられるよう、改善をしてきたいと語った。

「今回はバランス的に予選寄りになっていて、決勝が厳しかった部分がありました。次回のもてぎは予選が特に大事になるので前にいなきゃいけないですけど、今日みたいに少しでも決勝ペースが悪いと逆転されてしまうので、そこはホンダとしても見直さなきゃいけないなと思います」

 第7戦を終えて、#1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)と同点で最終戦を迎えることになった#100 RAYBRIG NSX-GTの山本とバトン。今回のレース展開を考えると、チャンピオンシップのポイントでも逆転される可能性が十分にあった。しかし、山本はチーム全員でベストを尽くした結果、同点で抑えることができて良かったと語った。

「12点のリードを持ってオートポリスに乗り込んできていたので、もう少しリードを持った状態で最終戦にいけたら良かったという思いはあります」

「ネガティブな考え方をすれば、レースでも3番手からスタートしたのに5位に下がってしまったとか、チャンピオン争いでも同点に追いつかれたことになります。でも、前向きに考えればNSX-GT勢が決勝であれだけ(順位を)下げたという状況の中で、予選で前にいた2台(8号車と17号車)の前でゴールできたし、NSX-GT勢の中でベストが尽くせていい走りができたと思います。チームもセッティングや作戦面でいい判断をしてくれたなと思います。そういう意味でも同点で済んで良かったなと思います」

「チャンピオンの権利を持って、久しぶりに最終戦を迎えられるので、全ての力を注いで、とにかくいい走りをしたいです」

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(motorsport.com 日本版 吉田知弘)

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