オートポリスで開催されているスーパーGT第7戦。GT500クラスの予選は#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)がホンダNSX-GT同士のアタック合戦を制し、ポールポジションを獲得した。
予選は秋晴れの日差しの下で行われ気温15度、路面温度は34度と、公式練習の時とは大きくコンディションが変化した。
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まずは上位8台を決める15分間のQ1がスタートするが、タイヤの温存のため各車がピットで待機。残り時間が9分を切る頃、ようやく#19 WedsSport ADVAN LC500(山下健太)が最初にコースインした。
それに続き#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(高星明誠)、#64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット)、#100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン)がアタックへ向かった。
まず本格的なアタックに入ったのはバトン。そのタイムは1分32秒854で、従来のコースレコードに0.019秒差に迫るものだったが、それをさらに上回ったのがバゲット。1分32秒776を叩き出し、トップに立った。
しかしホンダNSX-GT勢の勢いは止まらず、#8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也、#17 KEIHIN NSX-GTの小暮卓史が次々とトップタイムを更新、NSX-GTが一時トップ4を独占した。
その間に割って入ったのが、#1 KeePer TOM'S LC500の平川亮。3番手に飛び込んで見せた。その他のレクサス勢は#36 au TOM’S LC500が6番手、#38 ZENT CERUMO LC500が7番手とQ1を突破した。
予選Q1で圧倒的な速さを見せたホンダNSX-GTは、#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀)が8番手とQ1通過を果たしたことで全車がQ2へ駒を進めた。
一方で、日産GT-R勢は全車Q1敗退という対照的な結果に。逆転タイトル獲得を狙う#23 MOTUL AUTECH GT-Rも14番手と、厳しいポジションとなってしまった。
10分間で争われた予選Q2、ここでもやはりNSX-GT勢が速さを見せる。#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大が1分31秒989をマークすると、それを#8 ARTA NSX-GTの野尻智紀がさらに上回り、1分31秒441という驚異的なタイムを叩き出す。結局、このタイムは他チームの追随を許さず、野尻の会心アタックで#8 ARTA NSX-GTがポールポジションを獲得した。
#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴は、アタックにミスもあり1分31秒台のポールポジション争いには加われず。それでも重いウエイトハンデを背負いながら1分32秒151を記録、し3番手につけた。
レクサス勢最上位は#36 au TOM’S LC500(関口雄飛)の4番手。#1 KeePer TOM'S LC500のニック・キャシディは5番手だった。
この結果、ポイントランキング上位5チームが予選上位5グリッドを占めることに。決勝はタイトルをかけた激しいバトルが見られそうだ。
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