F1アメリカGPのフリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが2番手と大躍進を遂げた。
午前中に行われたフリー走行1回目は、ウエットコンディションで行われたものの徐々にレコードラインが乾いていくという状況だった。
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しかしFP2開始直前にサーキット・オブ・ジ・アメリカズには強い雨が降り、完全なるウエットコンディションに。状況確認のためコースインしたセーフティカーでさえも、アクアプレーニングに足をとられるような状態だった。
そのため、F1マシンが走るのはほぼ不可能な状態であり、セッションが始まっても各車コースインせず、待ちの時間となった。
最初のマシンがコースインしたのは、セッションが半分経過した頃。トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーである。ハートレーはFP1ではショーン・ゲラエルにマシンを譲ったため、これがこのグランプリ初の走行である。履いたタイヤはウエットタイヤだ。
同じくFP1でランド・ノリスに走行機会を譲ったマクラーレンのストフェル・バンドーンも、ハートレーに続いてコースインした。
バンドーンはタイムを計測せずにピットに戻ったが、ハートレーは1分57秒109を記録した。
そのあとコースインしたのは、キミ・ライコネン(フェラーリ)。ライコネンは1分53秒443でCOTAを走った。
これらの走行を見た各車が、セッション残り30分を切ったところで、徐々にコースイン。残り20分という時点で走行を行ったピエール・ガスリー(トロロッソ)が、ライコネンを0.148秒上回りトップに躍り出た。さらにガスリーは自身のタイムを更新し、1分52秒751まで上げてみせた。
残り15分を切ると、各車インターミディエイトタイヤに交換し、ガレージを後にする。しかしセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をもってしても、ガスリーのタイムを上回ることができない。
残り10分というところで、ようやくレッドブル勢とメルセデス勢がコースインする。
その直前にインターミディエイトタイヤを履いていたルノーのニコ・ヒュルケンベルグが、ガスリーのタイムを上回る。しかしガスリーもインターミディエイトタイヤを履き、ヒュルケンベルグを2秒上回る1分50秒199を記録。さらに自身のタイムを更新し、1分49秒728まで記録を伸ばした。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンもアタックするが、ガスリーのタイムには及ばなかった。
しかしさすがは王者ハミルトン。ハミルトンは一気に1分48秒716を記録し、ガスリーを置き去りにした。
結局このハミルトンのタイムがFP2最速。FP1に引き続いてトップタイムを記録し、今週末最高の蹴り出しを決めた。
2番手につけたのはガスリー。ハミルトンから1秒遅れとはいえ、好結果である。3番手がフェルスタッペン。
日本GPで苦しんだマクラーレンのフェルナンド・アロンソが4番手と躍進。ヒュルケンベルグが5位、もう1台のトロロッソ勢であるブレンドン・ハートレーが6位となった。
心配なのはフェラーリ勢である。ライコネン9位、ベッテルに至っては10位と、予想できないような結果に終わった。走行計画の違いに依る差ならばいいが、少々不安な立ち上がりとなったことは否めない。明日以降の走りに注目が集まる。
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