今週末、オートポリスで開催されるスーパーGT第7戦。今回の結果次第でチャンピオン獲得の可能性もある#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴だが、チャンピオンのことは深く意識せず、“このレースで勝つこと”だけを考えていきたいと語った。
前回の第6戦スポーツランドSUGOで今季初優勝を飾り、GT500クラスでランキング首位に浮上した#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴/ジェンソン・バトン組。2番手以下に対し12ポイントという大量リードを築いており、結果次第では最終戦を待たずにチャンピオン獲得の可能性がある。
スーパーGT第7戦プレビュー|100号車 RAYBRIG NSX-GT、結果次第ではオートポリスでタイトル決定の可能性も?
しかし、山本は今回で必ずチャンピオンを決めたいと意気込む様子はなく、純粋に“オートポリス戦でも勝利を飾ること”に集中してレースに臨みたいと語った。
「今回も“勝ちたい”。ただ、それだけです」
「僕たちが勝つだけではチャンピオンは獲れないですし、ライバルの順位次第になってくる部分があります。そこはあまり細かく考えていません」
ここオートポリスと#100 RAYBRIG NSX-GTとの相性は良く、昨年もポールポジションを獲得し決勝でも3位を獲得している。さらに8月下旬にはタイヤテストも行っており、データは豊富なはずだ。それでも、山本はこれらの要素はアドバンテージにはならないという。
「昨年が速かったから今年が速いかというと、そういうわけではありません。昨年とは違う部分があるし、その時のデータがそのまま使えるわけではありません。その点は良くも悪くも“リセット”されていると思います。『昨年が良かったから』というイメージはあまり持たない方がいいなと思っています」
「8月にタイヤテストも行いましたが、その時の気温が30度以上あって、今週末とはまるで違うコンディション。ここの部分もある意味“リセット”されています」
いずれにしても、残り2戦はチャンピオン獲得のためにも好結果が求められる。またチームとしても、チャンピオンシップをリードしている状態で終盤戦を迎えたケースは過去にほとんどない。
山本は、チャンピオン争いのプレッシャーに屈することなくチームを引っ張る存在になりたいと、終始冷静だった。
「チームにとっても(チャンピオン争いをリードすることは)経験したことのない状況なので、実際に週末を過ごしてみたら、経験がないプレッシャーにも晒されると思います。そういう時こそジタバタすることなく、どっしりと構えることが重要です。そういう意味でもドライバーとしてチームを引っ張っていきたいですし、JB(ジェンソン・バトン)とも協力して、うまく戦いたいなと思います」
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