2018シーズンのスーパーGTも残り2戦。今週末の第7戦オートポリスがタイトル争いに向けて重要なレースとなるが、#23 MOTUL AUTECH GT-Rはテストを経て、”それなりの感触”を掴んでいると、鈴木豊監督は語った。
#23 MOTUL AUTECH GT-Rは第6戦SUGOを終えた時点でランキング6位。首位の#100 RAYBRIG NSX-GTとは22ポイント差だ。今回のレースでその差を縮めることができなければ、逆転チャンピオン獲得の可能性はなくなってしまう。
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今季の第2戦富士で優勝し、序盤を良い形で戦っていた#23 MOTUL AUTECH GT-Rだが、第4戦タイでノーポイント。ボーナスポイントがつく長距離レースの第5戦富士500マイルでは、ポールポジションを獲得しながらも9位と苦しいレースが続いた。
だが鈴木監督は第6戦SUGOとその後のテストを経て、しっかりと対策をしてきたという。
「SUGOの前の2レースで取りこぼしたところがあったんですが、それに対しての対応策がSUGOでもある程度形に出ました。オートポリスやもてぎのテストで、しっかりとそれが力になっているというのが分かったので、今後のレースに向けてそれなりの感触は掴めています。ドライバーたちも自信を持っていると思います」
タイヤを供給するミシュランと共に、新たな取り組みをしているというニスモ。それは武器にもなるが、弱点にもなりうる。富士500マイルでは想定外の部分でタイヤの耐久性に苦しんでしまったが、テストでその弱点を克服できたと鈴木監督は自信を持っているようだ。
今月8・9日にもてぎで行われた公式テストでは、多くのチームがロングランを行った2日目に強い日差しが照りつけ、路面温度も上昇した。肌寒い中でのレースとなるであろう今週末のオートポリスとはコンディションが大きく異なるが、その点についても心配はしていないという。
「ミシュランさんと我々で、今までのデータベースでは評価しきれない領域の部分をトライしていたんですけども、そこの問題というのがはっきり分かって、その対策ができたということで、今までよりも力をつけることができたかなと思います」
「コンディションが違うのはどうしようもないんですが、ある程度そこは想定して、補正をしながらテストをしてきたという状況ですので、我々としては心配はないです」
オートポリスは、ニスモがタイトルを獲得した2014年と2015年に勝利を挙げるなど相性の良いサーキット。今週末は優勝を狙うだけでなく、日産陣営全体での好結果を期待していると鈴木監督は話した。
「GT-Rにとっては比較的(相性が)良いサーキットですし、ニスモとしても今までここをきっかけにシーズンを作ってきたことも何度かありますので、そういったレースにできれば良いなと思っています」
「我々が勝つだけでは(100号車と)結構ポイント差もあるのでどうにもできないですけど、他のGT-Rと4台合わせて上位を目指すことが相手にポイントを与えないことにもなると思うので、しっかり連携をとっていきたいと思います」
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