ザウバーF1のシャルル・ルクレールは、謙虚な態度とアドバイスに耳を傾ける能力が、彼のグランプリレースでの1年目において非常に役に立っていると考えている。
カート時代からモータースポーツのジュニアランクに至るまで、20歳のルクレールは快進撃を遂げてきており、来シーズンは誰もがうらやむフェラーリドライバーとして新たなスタートを切ることになる。
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F1における輝かしい才能の持ち主のひとりであるルクレールの成功は驚くことではないが、彼はそれに加えて明敏な頭脳と卓越したスキルをも持ち合わせている。また、彼は自信がすべてではないとの考えを主張した。
「もちろん自分にはできるという自信は必要だ」とルクレールは自身のレースへの野望について語った。
「でもとても謙虚になって受け入れることも必要だ。ときには何かを変えたり、F1に長くいる人たちの言うことに耳を傾けて、何を変えるべきなのかを聞くことも大切なんだ」
「僕はコース上で変えるべきことや、向上できる部分についてのヒントのようなものになら、どんなことであれ常にオープンな姿勢でいる。そうすることはとても役に立っていると思う。一番大きいのは、周囲の人の言うことに耳を傾けることだ」
「いろいろな人たちから地に足をつけることと、常に仕事に取り組むようにとのアドバイスを受けた。そのことは常に役に立っている。極めて重要なことだ」
「F2に比べると注目を集めることが多いけれど、“オーケー、僕はやった”と考えるのは正しいメンタリティではない。おそらくそれは一番重要なアドバイスのひとつで、僕の助けになっている」
ザウバーからフェラーリへの昇格によってルクレールはさらなる脚光を浴びることになるが、彼はそのことが自身の普段の態度やレースにおけるアプローチに影響するとは考えていないという。
「違う性格の違う人なら、そう考えるかもしれないね。僕は自分がそういったタイプの人間だとは思っていないし、そうなっていくことがあるとも思わない」とルクレール。
「人として少し変わることはあるかもしれない。なぜなら、僕が成功しているからというだけで友達になろうと近づいてくる人々から自分を守らなければならないから。でもそれを除けば、僕が変わることはないよ」
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