ホンダは10月12日、カスタマーレーシングカーとして販売しているホンダNSX GT3のエボリューションモデルを発表した。空力やターボチャージャー等に改良が加えられており、既存モデルに改良パーツを加えることでのエボ化も可能だという。
NSX GT3は、2016年にアキュラブランドで北米で先行してレースデビュー。2017年にはスパでホンダブランドのNSX GT3がお披露目された後、マカオで行われたFIA GTワールドカップでレースデビューし、2018年からは各国のカスタマーに活用されている。
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そんなNSX GT3について、ホンダは2019年に向けエボリューションモデルを販売することを発表した。目的はパフォーマンスと信頼性の向上で、過去2年間グローバルに使用されてきたカスタマーレーシングプログラムで得られた情報を分析して反映されている。
外観では、フロントスプリッターやボンネットにルーバーが追加されたほか、リヤエンドはバンパー左右、ディフューザーに改良を受けている。トップスピードの向上、冷却の改善等が行われ、アマチュア、プロドライバーどちらにとっても広範囲でバランスを向上させているという。
さらにターボチャージャーが新しくなり、スロットルレスポンス、ブーストコントロール、またスーパーGTで課題となっていた燃費を改善。ブレーキではABSのハードウェア、キャリブレーションの改善、ボッシュ製ディスプレイとデータロギングユニットのアップグレード等が施されている。なお、このアップデートは既存のNSX GT3へのバリアント・サプライとして改造を施すことができるという。
「本日、2019年仕様のホンダNSX GT3エボを発表できるのは非常に喜ばしいことです。このNSX GT3はすでに世界的なシリーズで優勝を飾っていますが、当社は絶えず製品を改良し、カスタマーに最高の道具とサポートを提供することを信じています」と語るのは、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長。
「多くのホンダの国際的テクニカルパートナーと共同で作業し生まれたNSX GT3を通じて、我々はグローバルなレベルで専門知識を共有し、NSX GT3のアップデートを定義することができました」
スーパーGTではModulo KENWOOD NSX GT3、CARGUY ADA NSX GT3という2台が戦っているほか、北米、アジア、ヨーロッパでもすでに実戦に投入されているNSX GT3。アップデートによりどんなパフォーマンス向上が図られるのか、楽しみなところだ。
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