いよいよ今週末に開催されるFIA世界耐久選手権第4戦富士6時間レースを前に、トヨタ7号車のマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス、8号車のセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソの計6名がお台場のMEGA WEBに集結。一足先に『グランツーリスモSPORT』で真剣勝負を繰り広げ、富士への意気込みを語った。
壇上にはTGRアンバサダーである脇阪寿一氏も登壇し、抽選によって選ばれた約200人のファンを前にトークショーを行った。
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改めてル・マン24時間レース制覇を振り返った中嶋は「6人がコース外では仲良く、コース内ではガチンコでプッシュし合っていて、今年は一番良い雰囲気で臨めたことが結果につながったんだと思います」とコメント。
アロンソも「初めてのル・マン24時間レースを素晴らしいチームの一員として戦えて嬉しかった。チーム内の競争も激しいけど、耐久レースだからチームで協力して戦わなければいけない。僕にとってはトヨタのチームスピリットを含め、すごく良い環境だった」と振り返った。
先週末はマクラーレンのドライバーとしてF1日本GPを戦っていたアロンソは、レッドブルに帯同していたブエミとともに、日曜夜に東京に移動。ブエミとトレーニングをしながら富士に向けて準備をしていたという。日本でのお気に入りの場所を訊かれると、鈴鹿サーキットと富士スピードウェイだと100点満点の回答。一方のブエミは、東京で髪の毛を切りに行ったという。日本語も分からぬままオーダーしたとのことだが、出来上がったヘアスタイルは気に入ったようだ。
ル・マン24時間レースの裏話を訊かれた小林は、実際にグランツーリスモを持ち込んで、空き時間にゲームでも競い合っていたという。リザーブドライバーのアンソニー・デビットソンを含め、コース外で仲が良いことがうかがい知れるエピソードだった。
今回のイベントでは、そのグランツーリスモでトヨタドライバーの6人が真剣勝負。1レース目は『GRスープラ レーシングコンセプト』を使用した富士スピードウェイを5周して争われた。
じゃんけんによってポールからスタートしたコンウェイが1コーナーでまさかのコースオフを喫してしまうなど、スピンも相次ぐ中で抜け出したのはアロンソ。各所でトヨタドライバー同士が繰り広げる仁義なきバトルもどこ吹く風で、優勝を飾った。
2レース目はル・マンのサルト・サーキットを舞台にTS050限定の3周レース。1レース目の結果によりグリッドが決定された。ル・マンのロングストレート、ユノディエールやポルシェ・カーブでTS050が6台で接近戦を繰り広げる姿は圧巻。小林やブエミ、コンウェイとのバトルを制し、僅差でアロンソがこのレースも勝利した。
その後は、サイン入りグッズが当たる抽選会でファンとの交流を深めた6人。最後は中嶋が「富士がル・マンの凱旋レースにふさわしいレースになるよう全力にで頑張りたいと思いますので、最後まで応援よろしくお願いいたします」と意気込みを語り、小林も「トヨタの2台で良いレースをして、ぶっちぎりで勝ちたい」と、集まったファンに誓ってイベントの幕が下りた。
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