2018年のスーパーGTもてぎ公式テストは、1日目午後のセッションが行われ、#19 WedsSport ADVAN LC500が最速タイムをマーク。レクサス勢がトップ3を独占した。
午後のセッションはセーフティカー訓練からスタート。各チームが手順を確認した後、14時15分からセッション2が始まった。午前中同様に曇り空ではあったが、一時的に太陽が顔を出したが、セッション後半になって、再び分厚い雲に覆われる天候に。ただ、最後まで雨は降ることなくドライコンディションでセッションが進行した。
もてぎ公式テスト開幕、初日のセッション1は12号車カルソニック IMPUL GT-Rがトップ
なお、午前のセッションで赤旗中断が何度かあった関係で、セッション2は走行時間が20分延長され、16時45分に終了するスケジュールに変更された。
各車ともに順調にメニューをこなしていたが、開始45分のところで#31 TOYOTA PRIUS apr GTの嵯峨宏紀がV字コーナーの立ち上がりでクラッシュ。リヤセクションを破損してしまった。マシンは自力でコース外へ退避することができたが、クラッシュパッドが大きく散らばったため赤旗中断。約5分程度でセッションは再開された。
開始1時間の時点でトップに立ったのは#38 ZENT CERUMO LC500。午前中に引き続き立川祐路がドライブし1分37秒723をマークした。それに続いたのが、セッション1から速さをみせていた#23 MOTUL AUTECH GT-Rが0.030秒差で2番手、#12 カルソニック IMPUL GT-Rが0.104秒差で3番手となった。一方、ホンダ勢は1時間経過時点で#8 ARTA NSX-GTの6番手が最高位。他とは違うメニューを行なっているのか、積極的にタイムを更新していくる様子はなかった。
GT300クラスは、こちらも午前中同様に#88 マネパ ランボルギーニ GT3がトップタイムをマーク。セッション2はマルコ・マペッリが中心となってテストを担当した。2番手に#10 GAINER TANAX triple a GT-Rがつけた。
セッション後半は順位の変動もなく落ち着いた展開となったが、混走セッションの終了間際に#36 au TOM’S LC500が1分37秒617を記録しトップに浮上。午前中でも、一時トップに立つなど今回のテストでは調子の良さを発揮していた。
このセッション2では終盤に各クラス10分ずつの専有走行時間が設けられた。まずは16時25分からGT300クラスの専有走行が始まると、ポルシェ勢が速さをみせた。
セッション残り3分のところで#9 GULF NAC PORSCHE 911(石川京侍)が1分47秒140でトップタイムを記録すると、#7 D’station Porsche(藤井誠暢)も1分47秒317で2番手につけ、ポルシェ勢がワンツーの状態で初日のセッションを終えた。3番手は#88 マネパ ランボルギーニ GT3となった。
続いてGT500クラスの専有走行。最後の最後になって速さを見せたのが#19 WedsSport ADVAN LC500の山下健太。今日全体のベストタイムとなる1分37秒241を叩き出し、午後のセッションでトップに立った。#36 au TOM’S LC500(関口雄飛)もタイムを更新するが、1分37秒467で2番手のままとなった。3番手には#38 ZENT CERUMO LC500となり、終わってみればレクサス勢がトップ3を独占し初日のセッションが終了した。
4番手以降は#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、#23 MOTUL AUTECH GT-R、#12 カルソニック IMPUL GT-Rと日産勢が占めた。
ホンダ勢は#8 ARTA NSX-GTの9番手が最高位で、午後のセッションでは軒並み下位に沈んだのが気になるところだ。
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