トロロッソのブレンドン・ハートレーは、日本GPの予選中にエンジニアから嘘の情報を教えられたことで、拍車がかかり自信を持ってアタックに臨めたと明かした。
ドライからウエットへと変わりゆくコンディションで行われた予選Q3では、ハートレーはトップから2.263秒差で、チームメイトのピエール・ガスリーよりもひとつ前の6番グリッドを獲得した。
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直前に行われたQ2の終盤にも雨が降ったため、Q3開始時の路面は最適な状態でなかった。だがQ3の終盤に再び雨が降り始めたため、各ドライバーが1度目のアタックで計測したタイムでグリッドが決定することになってしまった。
ハートレーは、Q3の前半に彼のエンジニアであるピエール・アムランから、”レーシングポイント・フォースインディア勢がQ2のタイムを上回った”と拍車をかけられたと話した。しかし実際には、エステバン・オコンのタイムはQ2で記録したタイムよりも0.5秒遅く、セルジオ・ペレスはクリーンなラップを走ることができていなかった。
「縁石は常に濡れているし、セッション中はずっとトリッキーだった。Q3もトリッキーで、非常に正確に走らなければいけなかった」
「Q3では、フォースインディアがタイムを伸ばしていると僕のエンジニアが無線で伝えてきた。あの時、トラックの状況はとても良かった」
「そのあとタイミングスクリーンを見たら、彼が僕に嘘をついていたと気がついたんだ」
「彼は僕に自信をもたせてくれた。セクター1は乾きそうだったしグリップもあった。僕は完全に彼を信頼していた」
「僕たちを適切なタイミングでコースに出すために、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。誰もミスをしなかったし、本当に素晴らしい」
Q3でベストタイムをマークしたラップを走っていた時に、すでに雨は降っていたのかと尋ねると、「(ヘルメットの)バイザーには雨がかかった。もちろんQ2の終わりには、スリックタイヤでコースに出ることはできないほど雨が降っていた」と答えた。
「最初のアタックラップを走り始めて、セクター1を通過した時には自信を持っていた。フォースインディアの方が速いと言ったチームを信じて、何度も自分に言い聞かせた」
一方ガスリーは、ハートレーとわずか0.07秒差で7番手となった。彼はこの予選結果について、トロロッソにとって”信じられない”ものだと話した。
しかし彼はフリー走行でパワーユニットのトラブルに見舞われたため、予選ではハートレーよりもパワーユニットの出力を落としていたので、この順位に終わってがっかりしていると認めた。
「(FP3では)ギヤをシフトアップすると深刻な振動の症状が出た。だからかなり(パワーユニットの)出力を下げていた」
「予選用のセッティングをテストすることができなかったので、Q1から出力を落として、走るごとにリカバーしようとした。でも最終的には(ハートレーほど)アグレッシブにエンジンを使うことはできなかった」
「最速ラップでも0.2~0.3秒失った。(5番手のロマン)グロージャンとの差と大体同じくらい失った。だから5番手を獲得することはできたと思う。(5番手は)トップチーム以外のベストなポジションだし、ドライバーとしても素晴らしいと思う」
「僕は7番手だったけれど、今シーズンの結果としては2番目か3番目に良い結果なので、僕はハッピーだ」
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