メルセデスのルイス・ハミルトンは、日本GPの予選Q3で、プレッシャーの中で正しい決断を下したチームを”ベストなチーム”だと賞賛した。
小雨の中で始まり、途中で雨脚が強まったことで完全なウエットコンディションへと変化していった予選Q3では、ハミルトンが通算80回目のポールポジションを獲得した。
フェラーリ勢は、セッション序盤にインターミディエイトタイヤを履くという決断をしたが、この時点ではまだ路面がほぼドライコンディションだったため、ピットに戻ってスーパーソフトタイヤに履き替えた。つまりフェラーリは、インターミディエイトを履くという決断をしたため、最も路面が乾いている状況で走ることができなかったのだ。結局、ハミルトンとタイトル争いをしているセバスチャン・ベッテルは、9番手で予選を終えた。
予選後ハミルトンは、メルセデスは正しい決断をしたと話した。
「正しい決断をするのはとても難しい。チームとして僕たちが下した決断は、(これまでとは)大きく違うものだ」
「全てのチームに優秀なスタッフがいる。だけどプレッシャーの中で正しい決断と正しい指示をすることに関して言えば、僕たちは世界でもベストなチームだ。彼ら(スタッフ)も(世界で)ベストなんだ」
またハミルトンは、Q3の初めにフェラーリがインターミディエイトを履いたことについて、適切な選択をしたのかと個人的に疑問を抱いていたと明かした。
「フェラーリはインターミディエイトを履いてガレージを出た。正直に言って、あれが正しい決断だとは思っていなかった。僕らはチームとして、明らかに正しい決定をした」
チームメイトのバルテリ・ボッタスも、メルセデスがこのプレッシャーにどれほどうまく対処したかということを賞賛しており、これまで彼がこのチームで見てきた中でも最強のパフォーマンスのひとつだったと考えている。
「僕はこのチームで2年弱過ごしてきたけれど、今日の予選を見ても、チームとしてベストな1日だった」
「僕たちがこのマシンで成し遂げたこと、今日どのように仕事をしたかについては、本当に誇りに思うべきだろう。ひとつひとつの決断が正しくて、全員が冷静だった」
「外から見れば、変わった状況だったかもしれない。非常に忙しいセッションだったけど、チーム内は落ち着いていた。僕らは自分たちの計画をやり通して、適切な選択をした」
一方ベッテルは予選を終え、フェラーリにはもっと良いタイムを出せるペースがあったことは明らかだったと話した。
「最初のアタックはOKだったと思う」
「スプーンでミスをしたので、そこで大きくタイムを失った」
「もちろん、(9番手は)僕らがいるべきポジションではない。9番手以上のグリッドを得られるペースはあったとはずだ。ここからスタートして、どうなるか見てみよう。明日はどんなことでも起こり得る」
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