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MotoGPタイGP予選:ロッシ復活も、マルケスが僅差でポール獲得を阻止。中上貴晶14番手

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MotoGPタイGP予選:ロッシ復活も、マルケスが僅差でポール獲得を阻止。中上貴晶14番手

 MotoGP第15戦タイGPの予選が行われ、レプソル・ホンダのマルク・マルケスがポールポジションを獲得した。


 今季、新しくスケジュールに加わったタイでの予選は、フリー走行2回目での転倒により負傷したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がリスク回避の目的で欠場。全23台で争われた。

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 予選Q1には、FP3で転倒があり11番手だったポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)も出走。しかし最初のアタックから他のライダーを突き放すタイムを連発し1分30秒460をマーク、後続に0.5秒以上の差をつけた。


 それを追うのは、アレックス・リンス(スズキ)と中上貴晶(LCRホンダ)。1セット目のタイヤでのアタックを終えリンスが2番手、中上が3番手。ピットに入りタイヤを交換した。

 2セット目のタイヤを使ったアタックで、マルケスはさらに1分30秒031までタイムアップ。余裕の走りでQ2突破を決めた。

 残る1席を争うQ2進出争いには、ブラッドリー・スミス(KTM)やフランコ・モルビデリ(マルクVDS・ホンダ)も参戦。スミスがトラフィックに引っかかりタイムが伸び悩んだ一方で、モルビデリはリンスのタイムを上回り2番手に浮上した。しかしリンスが土壇場で0.002秒上回り、ワークスチームの意地を見せた。

 中上はチェッカーフラッグが振られる直前にアタックラップに入ることができ、自己ベストタイムを更新。だが惜しくもQ2進出ボーダーまで0.074秒届かず、Q1を4番手で終えた。

 路面温度が50度以上となる中、Q2がスタート。ホンダ勢がフロントタイヤにハード、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がソフトをチョイス。その他はミディアムで、リヤはほとんどのライダーがソフトタイヤを選択した。

 まずはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がトップに立つが、マルケスが1分30秒528というタイムで上回り、2番手以下のオーダーも激しく入れ替わっていった。

 マルケスは1分30秒356までタイムアップし、ピットイン。一方その頃、早めにピットに入っていたビニャーレスがコースイン。コース前半ではマルケスに迫る速さを見せていたものの、自己ベストを更新せずにピットに戻り、バイクを乗り換え。3度目のアタックへ向かった。

 この頃にはセッション残り時間4分を切り、各車が最後のアタックを行い始めた。12台中半数近くが全体ベストに迫るタイムを刻むが、うまくラップをまとめたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が1分30秒099をマークしトップに浮上した。

 それをマルケスがさらに0.011秒上回りトップを奪い返す。ここで残り時間が1分を切り、トラフィックに詰まったロッシと、ミスがあったマルケスはアタックを中断。後続のタイムを見守ることに。ラストアタックではドヴィツィオーゾが最速ペースを見せていたものの、結局コース後半でタイムをロスし、3番手止まり。ビニャーレスも4番手に留まった。

 これにより、マルケスが今季4度目のポールポジションを獲得。ロッシが僅差で5戦ぶりのフロントロウを獲得した。ビニャーレスはフロントロウには届かなかったが、4番手とヤマハが久しぶりに速さを見せた予選となった。

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