MotoGP第15戦タイGPの予選が行われ、レプソル・ホンダのマルク・マルケスがポールポジションを獲得した。
今季、新しくスケジュールに加わったタイでの予選は、フリー走行2回目での転倒により負傷したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がリスク回避の目的で欠場。全23台で争われた。
タイGP初日:ドヴィツィオーゾ首位もロレンソに悪夢。中上13番手、ヤマハに復活の兆し?
予選Q1には、FP3で転倒があり11番手だったポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)も出走。しかし最初のアタックから他のライダーを突き放すタイムを連発し1分30秒460をマーク、後続に0.5秒以上の差をつけた。
それを追うのは、アレックス・リンス(スズキ)と中上貴晶(LCRホンダ)。1セット目のタイヤでのアタックを終えリンスが2番手、中上が3番手。ピットに入りタイヤを交換した。
2セット目のタイヤを使ったアタックで、マルケスはさらに1分30秒031までタイムアップ。余裕の走りでQ2突破を決めた。
残る1席を争うQ2進出争いには、ブラッドリー・スミス(KTM)やフランコ・モルビデリ(マルクVDS・ホンダ)も参戦。スミスがトラフィックに引っかかりタイムが伸び悩んだ一方で、モルビデリはリンスのタイムを上回り2番手に浮上した。しかしリンスが土壇場で0.002秒上回り、ワークスチームの意地を見せた。
中上はチェッカーフラッグが振られる直前にアタックラップに入ることができ、自己ベストタイムを更新。だが惜しくもQ2進出ボーダーまで0.074秒届かず、Q1を4番手で終えた。
路面温度が50度以上となる中、Q2がスタート。ホンダ勢がフロントタイヤにハード、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がソフトをチョイス。その他はミディアムで、リヤはほとんどのライダーがソフトタイヤを選択した。
まずはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がトップに立つが、マルケスが1分30秒528というタイムで上回り、2番手以下のオーダーも激しく入れ替わっていった。
マルケスは1分30秒356までタイムアップし、ピットイン。一方その頃、早めにピットに入っていたビニャーレスがコースイン。コース前半ではマルケスに迫る速さを見せていたものの、自己ベストを更新せずにピットに戻り、バイクを乗り換え。3度目のアタックへ向かった。
この頃にはセッション残り時間4分を切り、各車が最後のアタックを行い始めた。12台中半数近くが全体ベストに迫るタイムを刻むが、うまくラップをまとめたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が1分30秒099をマークしトップに浮上した。
それをマルケスがさらに0.011秒上回りトップを奪い返す。ここで残り時間が1分を切り、トラフィックに詰まったロッシと、ミスがあったマルケスはアタックを中断。後続のタイムを見守ることに。ラストアタックではドヴィツィオーゾが最速ペースを見せていたものの、結局コース後半でタイムをロスし、3番手止まり。ビニャーレスも4番手に留まった。
これにより、マルケスが今季4度目のポールポジションを獲得。ロッシが僅差で5戦ぶりのフロントロウを獲得した。ビニャーレスはフロントロウには届かなかったが、4番手とヤマハが久しぶりに速さを見せた予選となった。
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