レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ロシアGP決勝の序盤にマックス・フェルスタッペンが見せたオーバーテイクショーは、ウエットレースを見るかのようだったと話した。
パワーユニットの交換によるペナルティで、グリッド後方からレースに臨んだレッドブル勢。しかしフェルスタッペンはスタート直後から怒涛の勢いでポジションアップし、1周目を終えた時点で13番手となった。
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前を走るマシンがピットに入った後も、スタート時に装着していたソフトタイヤを上手く保たせトップに立つと、多くのラップをリードした。
「ものすごい走りだった」と、ホーナーはフェルスタッペンを絶賛した。
「今日(決勝日)は彼の21歳の誕生日だったけど、彼のドライブはまるでベテランのようだった」
「7周目までに、彼は5番手となっていた。最初の数周は、我々がこれまで見てきた中でも最も傑出した走りのひとつだった」
「当然そこにはリスクもあるが、彼は非常に積極的だった。とても素早く効率的に、イン側・アウト側を問わず他のマシンをパスしていく彼の姿は、まるでウエットレースかのようだった」
「彼はこれまでにもいくつか素晴らしいレースを戦ってきたが、今回は攻撃的なレースだった。それに14周目から42周目までレースをリードし、とても上手くタイヤをマネジメントしていた。ピットストップしなければならなかったのは残念だね!」
フェルスタッペンがもっと長くステイアウトすることは可能だったのかと訊くと、ホーナーは「我々にもその考えはあったが、タイヤの摩耗は限界だった」と答えた。
「彼はタイヤ(のパフォーマンス)が終わりかけていると報告していた」
「ソフトタイヤは、突然性能が落ちる可能性がある。我々はその時にピットストップを行うべきだと感じた。もしラスト10周でセーフティカーが出動すれば、我々はかなり有利な立場に立てる」
「それが、唯一現実的な(優勝の)チャンスだっただろう。もしレースの終盤で団子状態になれば、よりグリップのあるタイヤを履いている方が有利だ。残念ながらそうはならなかったがね」
ホーナーは、レッドブルがグリッド後方からのスタートでなければ、フェラーリを苦しめることはできたかもしれないが、メルセデスにはおそらく手が届かなかっただろうと認めた。
「レースに勝つのは非常に難しかっただろう。だがフェラーリにはもっと厳しくチャレンジできたはずだ」
「予選では彼らに手が届いていたかもしれないし、決勝での我々は速いマシンを持っていた。彼らにもっとプレッシャーを与えることができたはずだ」
ホーナーは、今のフェルスタッペンはクラッシュにより予選に出られなかったモナコGP以来、最高の状態にあると考えているようだ。
「モナコの後、彼はとても傷ついていた。彼はクラッシュする時点までとても速かったからだ。彼にとっては厳しい結果だった。彼はそこから信じらないほどうまくドライブをしてる」
「シーズンを通して、彼がとても強いのが見て分かるだろう。彼は成熟し、かなりの経験を得ている」
「彼は信じられないほど高いレベルのパフォーマンスを発揮している。チームメイト(ダニエル・リカルド)をバロメーターにすればそれが分かるだろう。とても競争力のある2人だし、彼はとても上手くドライブしている」
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