メルセデスのバルテリ・ボッタスは、ロシアGP初日にフェラーリが5、6番手と出遅れたことについて、この差はメルセデスとフェラーリの戦力差を反映したものではないと、気を引き締めている。
ボッタスは、フリー走行2回目をチームメイトのルイス・ハミルトンに次ぐ2番手で終えた。一方でフェラーリは、メルセデスだけでなくレッドブル勢の後塵も拝し、セバスチャン・ベッテルがハミルトンから0.5秒以上離されての5番手に甘んじた。
F1ロシアGPフリー走行2回目:メルセデス1-2、フェラーリ5-6位の怪。トロロッソ・ホンダ8番手に躍進
ソチはパワーがタイムに大きな影響を与えるサーキットであり、これまでパワー面でアドバンテージを持っていたメルセデスが、ソチがカレンダーに追加された2014年から4連勝を飾っている。
しかし今年、フェラーリがパワーユニットを大きく改善してきたことから、彼らの躍進が予想されていた。
初日の結果にも関わらず、ボッタスはメルセデスがライバルよりも決定的なアドバンテージを持っているとは思っていないようだ。
金曜日の走行を終えて、フェラーリとのギャップについて尋ねられたボッタスは「それが本物だとは信じられない。土曜日はもっと近づいていると思う」と答えた。
「通常、彼らはストレートで非常に強力だ。でも今日、彼らはフルパワーじゃなかったように見える。だから明日はどうなるか見てみよう」
「僕たちにとっては良い一日になった。理論的には僕たちは速いはずだ。でもまだ金曜日が終わっただけだし、フェラーリが持っている力を全て発揮したわけではないと見ている」
同じ質問をされたハミルトンは「本当に分からない」と話した。
「僕のストラテジストなら、彼らが燃料を積んだ時やその他の時も、何をしていたか僕よりも良く分かっているだろう。しかし僕は、彼らがクリーンなラップを走れていたかどうかも分からない」
一方、フリー走行2回目にはスピンも喫したフェラーリのベッテルは、単純にマシンのペースが足りなかったと示唆した。
「今日の僕たちはあらゆることを試したけど、間違いなく十分な速さがなかった」
「マシンのフィーリングはあまり良くなく、それを解決することができなかったので、他の人たちの方が速かったのは驚くようなことじゃない」
「理由を見つけて、明日は強くなっていて欲しい」
ベッテルは、予選ペースでもレースペースでも、ライバルたちを追っている状態だと認めた。
「僕たちは1ラップのアタックでも少し苦労していると思うけど、ロングランでも他よりもタイヤの摩耗が早く、厳しかった」
「トラフィックがあってもなくても、タイヤに苦しんだ。確かにトラフィックは助けにはならないけど、他に追いつくためには何か手を打つ必要があると思う」
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