レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、来季から搭載するホンダのパワーユニット(PU)について、ルノーと同等かそれ以上に良いモノができると考えているようだ。
今季、フェルスタッペンはチームが長らく提携してきたルノーに対し不満を募らせている。チームが来季ルノーからホンダへエンジンパートナーをスイッチすることが発表されてからは、それがさらに顕著になってきている。
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ホンダはロシアGPでPUのアップグレードを実施したが、今回の改善により純粋なパワーでルノーを初めて上回ったのではないかと、いくつかの情報源は示唆している。
その可能性について質問されたフェルスタッペンは、次のように語った。
「そうだな。僕は来シーズンの開始時に、ルノーよりも悪いポジションになることはないと、かなり自信を持っていると言っておこう」
「僕たちは必ずこれまでと同じか、あるいはそれ以上に良い位置に居られるだろう」
さらにフェルスタッペンは「(ソチでのアップグレードが)すでに良いステップになっていることを願う」と付け加えた。
「僕は彼らが来シーズンまでに進むステップを知っている。それはとても有望だ」
今季、ホンダがトロロッソとともにパフォーマンスと信頼性を向上させているのは明白だ。今週末のアップグレードで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの両名はグリッド降格ペナルティを受けるが、フェルスタッペンは以前ホンダは戦略的にPUコンポーネントを交換してきたため、1シーズンで使用しているコンポーネント数が多いのは問題ないとコメントしている。
一方、現在ルノーに所属しているカルロス・サインツJr.とニコ・ヒュルケンベルグは当然、フェルスタッペンが考える2019年のPU勢力図には同意できないと話した。
「僕はそうなるとは思わないが、どうなるか見てみよう」とヒュルケンベルグは語った。
「来年は良いことが起きて、僕たちは素晴らしい前進ができると考えている」
サインツJr.は来季マクラーレンに移籍するが、ルノーPUを使うことは変わらない。フェルスタッペンのコメントについて彼は「F1において、”確信”という言葉は特別だと思う」と答えた。
「僕はルノーのことを信じているし、言うまでもなく来年も別のチームでこのエンジンを使う。僕たちはただ信頼する必要がある。それだけだ」
ロシアGPではレッドブルもグリッド降格ペナルティを受け、トロロッソ勢と近い位置から決勝に臨むことになる。チームがイタリアGPからこれまで使用してきたスペックCのPUには信頼性の懸念があることから、スペックBへとバージョンダウンすることを決めたからだ。
フェルスタッペンはルノーへの批判を公言すると同時に、ホンダについての情報収集にも余念がない。彼は今年後半、または2019年の早いうちにホンダが研究開発を行っているさくら研究所を訪れる予定であり、その間にもチームに対して情報を要求しているようだ。
「僕はいつも多くの質問をしている。ドライバビリティやシフトダウン、エネルギー配分など様々だ」
「もちろんチームは今、本当に忙しく、全てを分析しているところだ」
「それは有望に見える。彼らはパフォーマンスを向上させるために本当に懸命に働いており、プロジェクト全体に多額の資金を費やしている。それは本当に素晴らしいことだ
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