ロシアGPの木曜日夜にハースのガレージで発生した火災により、2セットのタイヤがダメージを受けてしまったようだ。チームはこのタイヤを交換してくれるよう、FIAに依頼しているようだ。
今回の火事は、タイヤウォーマーのコントロールボックスから出火したものと見られており、そのウォーマーに包まれていたタイヤセットが破壊され、その隣に置かれていたタイヤも損傷を受けてしまったようだ。この2セットは共に、ケビン・マグヌッセン用のタイヤだったという。
F1ロシアGP:FP1はベッテル首位も、メルセデス不気味な3-4番手。トロロッソ・ホンダのガスリー12番手
チームは今朝、FIAに正式に損傷を受けたタイヤの交換を願い出ている。
火事は警備スタッフによって発見され、火の手がひろがる前に様々なチームの助けも借りて消火された。ハースチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、火がすぐに消えたことは”不幸中の幸い”だったと認めた。
シュタイナーはmotorsport.comに次のように語った。
「何が起こったのかはまだ分かっていない。なぜなら、それは燃えてしまったからだ」
「結論を急ぐわけにはいかない。何が起きたか分からない中で、パニックに陥ってはいけない」
「あるセキュリティスタッフがそれを見つけ、彼らが共に働いて消火してくれたのだと思う」
「消火できたのは幸いだった。タイヤが燃えると消火するのは難しいから、彼らの働きは素晴らしい」
あるライバルチームは、タイヤウォーマーが夜間に作動していたことに疑問を持っている。タイヤウォーマーの運用には細かい規定があるからだ。
ピレリが指示しFIAがチームに遵守させている規定によると、タイヤの保存は60度で行われ、80度で2時間加熱したのち、セッションの1時間前に110度まで温度を上げられることになっている。
しかしシュタイナーは、タイヤウォーマーは作動していなかったと疑惑については否定している。
「それらは夜間に使用されていなかった。ただ、電源プラグは刺さっていた。そうでなければ火災はなかっただろう。しかし作動はしていなかったのだ。ただスタンバイ状態だっただけだ」
「通常、朝サーキットに来てスイッチを入れるだけで良いように、全てのケーブルは接続されている状態だ。だが今の我々は電源プラグを抜いておかなければならないだろう」
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