アルファロメオ・ザウバーは、来季アントニオ・ジョビナッツィをキミ・ライコネンのチームメイトとして起用すると発表。これにより、ザウバーのドライバーラインアップは今年と比べて一新されることになる。
ザウバーの声明によれば、24歳のジョビナッツィを起用するという決定は、ザウバーの『才能ある若手を発掘し、育てるという伝統』に合致しており、タイトルスポンサーであるアルファロメオとのプロジェクトにおいて特に重要だったという。
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「夢が叶ったし、このチームのためにレースをするというチャンスを得られて嬉しい」と、ジョビナッツィは語った。
「イタリア人として、このスポーツにおいて象徴的で成功を収めたアルファロメオというブランドを背負うことになり、とても光栄だ」
ジョビナッツィはフェラーリの育成ドライバーであり、昨年は負傷したパスカル・ウェーレインの代役としてザウバーからF1デビューを果たしている。今年はフリー走行に参加している他、ハースやザウバーでテストもこなしていた。
ザウバーと技術的提携関係にあるフェラーリは、ザウバーのドライバー1名を指名することができると考えられていた。
すでに、フェラーリを離れるライコネンが来季からチームに加わることは発表されていたが、ザウバーのチーム代表であるフレッド・バスールは、ライコネンはチームが独自で契約したドライバーであり、フェラーリの指名とは関係ないと示唆。そのため、フェラーリの指名枠としてジョビナッツィ起用の可能性が高まっていた。
「我々はまずマシンの開発に貢献でき、チーム全体の進歩を加速させられる非常に経験豊かなドライバーであるライコネンと契約した」
そうバスールは述べた。
「アルファロメオとともに、我々はジョビナッツィを歓迎する。彼とはすでに一緒に仕事をする機会があったし、彼が大きなポテンシャルを秘めていることは証明済みだ」
2015年にチームに加入し、4シーズンに渡ってレースドライバーを務めたマーカス・エリクソンは、チームを支援する投資家と関係が深く、当初はレースシートに残るものと見られていたものの、ライコネンの加入によって状況が変わった。なおエリクソンは第3ドライバーとしてチームに残り、同時にブランドアンバサダーの役割も果たすとザウバーは明かしている。
エリクソンは「過去5年、F1でレースをすることができ、僕のキャリアには感謝している」と話した。
「この4年間ザウバーに所属できたこと、そして今季、アルファロメオのような象徴的なブランドのためにレースができたことを誇りに思う」
「僕はこの道を歩き続けたかったが、ライコネンのようなドライバーを起用するのは、チーム全体にとって大きなチャンスだ」
「今後も、僕はこれまでのようにチームの発展に全力で貢献していきたい」
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