アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、アラゴンGPで弟のポル・エスパルガロ(KTM)が鎖骨を骨折したことを受けて、今年は自分にとっても弟にとっても厳しいシーズンであり、最善の形で1年を終えたいと語った。
今シーズン、エスパルガロ兄弟はともに怪我が原因で決勝レースを欠場している(アレイシはドイツGP、ポルはチェコGPとオーストリアGPを欠場)。そしてこの週末、ポルは土曜日の午前中のフリー走行で転倒し、鎖骨を骨折してしまいアラゴンGPの欠場を余儀なくされた。
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予選を15番手で終えたアレイシは、上位のライダーがグリッド降格ペナルティを受けた影響で、決勝レースを13番手からスタート。今シーズンのベストリザルトとなる6位でレースを終えた。
彼は、前戦サンマリノGPよりも今回のアラゴンの方が期待を持てていたという。アラゴンGPを終えてランキング17位につけているアレイシは、厳しい今シーズンのことをあまり考えすぎないようにしたいと語った。
「僕たちにとって、今年は非常に厳しいシーズンだ。彼(ポル)はとても残念がっていた」
「あまり考えすぎないようにしている。僕はただシーズンを終えることを考えたい。自分自身が楽しめていないんだ」
「僕の弟も、たくさん怪我をしている。だから、最善の方法でシーズンを終えたい。彼は今日(土曜日)の午後に手術を受けることになる。タイでレースに戻ってくるだろう」
レース前の木曜日には、ミサノで行われたプライベートテストでは2017年型のバイクに乗ったことを明かしたアレイシ。旧型のバイクが”非常に速かった”ことにがっかりしたと話した。
また予選後には、レースでは昨年モデルのバイクを使用することを推奨していたと語った。
「バイクを止めることが難しい。フロントのブレーキを離すと、バイクを曲げることができないんだ。だから常にフロントブレーキを強く握って、そこから加速しなければならなかった。そうしないと、バイクを移動できなかった」
「このトラックでは、昨年のエンジンの方が少し競争力があった。僕は他のライダーに比べて(タイムを)失った。スピードで言うと時速10kmくらいだ。これでは役に立たない」
今後のレースで昨年モデルのバイクに乗る可能性はあるのかと尋ねると、アレイシは次のように話した。
「何が起こるのかはわからない。でも明らかに昨年は速さがあったし、今年は昨年よりも速くなっている。だけど皆が速くなっているし、どうなるのかを理解するのは難しい」
「それ(昨年モデルのバイク)を使うことを主張したけれど、それができないのなら今年のバイクに集中するべきだ」
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