先日発表された2019年のF1開催暫定カレンダー。日本のファンにとっては、日本GPの契約が継続されたことが特に注目されたが、その一方でドイツGPの契約も延長されることになった。しかもこのドイツGPには、メルセデス・ベンツがタイトルスポンサーとして付くことも、ほぼ同時に発表されている。
メルセデスのF1チーム代表であるトト・ウルフは常々、メルセデス・ベンツは母国でのグランプリ開催を熱望しつつも、そのレースのプロモーションや支援には関与しないと主張してきた。今回タイトルスポンサーに決定したということは、ウルフ代表の主張とは相反する結果であると言える。
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これについてウルフ代表は、状況が変わったと説明。メルセデスの首脳陣は、F1のCEOであるチェイス・キャリー及び商業部門の責任者であるショーン・ブラッチズらの説得に応じ、ドイツGPへのサポートを決断したという。
「ホッケンハイム(ドイツGP)の日曜朝には、役員の一部が現場を訪れていた。そして、チェイスとショーンは彼らを非常にうまく説得していた」
ウルフ代表はそうmotorsport.comに対して語った。
「満席のグランドスタンド、コース上での多くのバトル、そして熱狂的な観衆により、ホッケンハイムは盛り上がった。そして彼らは、財政的なギャップを克服できるかどうかについて尋ねたのだ」
「彼らがサーキットを発った後、我々はそれをさらに熟考し、開催打ち切りを回避するための交渉を行った。そして、私は取締役会にそれを投げかけ、役員たちが決断した」
「我々はドイツGPをサポートする。ドイツGPを開催し続けたいのだ」
またウルフ曰く、今後将来に向けて長期的なサポートを行うかどうかは、2019年のドイツGPがどのように推移していくのか、それを見守ってから判断するという。
「来年のドイツGPをどのように活性化できるか、そしてファンはもちろん、メルセデスの人々やチームにとって、どう最高のモノにしていくかということは、とても重要だと思う」
「我々は良いショーにし、クルマを展示しようとするだろう。そしてそれが我々にとって有益に働くか、そして(ドイツGPへのサポートを)継続するのか、しないのかを決断する。我々には、2020年に向けて選択肢があるのだ」
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