イタリアGPを6位でフィニッシュしたロマン・グロージャンだが、ルノーからの抗議の結果、レース結果から除外。結果として6位以下が繰り上がり、セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)が初ポイントを手にした。
ルノーはレースを終えた直後に、グロージャンのマシンについて抗議を行った。レースのスチュワードは、FIAのテクニカルデレゲートにこの件の調査を依頼した。
スチュワードが出した声明は、マシンのフロアが規則に違反していたとして失格処分となったと説明した。
「カーナンバー8(グロージャン)のマシンはF1技術規則第3条7.1.dに従っていない」
この規則は、フロアおよびディフューザーの寸法に関して規定しているもので『車両の真下から見た時に前部の各角上に半径50mm(プラスマイナス2mm)の丸みがなければならない。これについては基準面の表面が定義された後で適用されるものとする』と定められている。
のちにスチュワードが出した声明では、7月にFIAが発表した技術指導の一環として、イタリアGPのためにチームが持ち込んだフロアを変更するように要求していたと説明した。
しかし夏休みの間はファクトリーが閉まっていたことも踏まえ、チームはシンガポールGPまで変更を猶予するよう求めていた。
FIAもチームの状況に理解を示した一方で、変更を施していないフロアを使用することで、ライバルチームが抗議を行うのは自由だとハースに伝えていたという。
グロージャンが結果から除外されたことで、ハースはコンストラクターズランキング4位の座を再びルノーに譲ることとなった。
しかしハースはこの裁定に異議を唱えている。チーム代表のギュンター・シュタイナーは次のように語った。
「我々はレースチームにペナルティを科すスチュワードの決定に同意せず、イタリアGPでの6位フィニッシュが成立すると、強く感じている」
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