レッドブルの育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥムには、2019年のスーパーフォーミュラにフル参戦する計画があるようだ。彼にとってスーパーフォーミュラは、F1に向けて最善の準備になるという。
今季のF3欧州シリーズでランキング首位を走っているティクトゥム。レッドブルは、ティクトゥムは将来のF1ドライバー候補として期待をかけている。しかし今季F3欧州シリーズでタイトルを獲得したとしても、ティクトゥムはスーパーライセンス取得に必要な”スーパーライセンスポイント40ポイント”には達することができず、F1デビューを果たすことは事実上不可能である。
レッドブルの重鎮ヘルムート・マルコ、スーパーフォーミュラもてぎ戦を視察「来年以降、育成のドライバーを連れてきたい」
そのため、スーパーフォーミュラで1年過ごし、足りないスーパーライセンスポイントを確保しつつ、2020年のF1デビューを目指すことも、選択肢のひとつに入っているという。
ティクトゥムは今年、福住仁嶺の代役としてTEAM MUGENのマシンを駆り、スーパーフォーミュラを2戦経験した。このTEAM MUGENには昨年ピエール・ガスリーが在籍し、ランキング2位になっている。また最近では、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが急遽来日。スーパーフォーミュラを実際に視察した。
ティクトゥムはスーパーフォーミュラについて、「行けるところならば、どこにでも行く」と語った。
「来年には、僕はF1に行く準備ができていると感じる。でも明らかに、ヘルムートはそうは思っていない」
「それは十分に公平なことだ。僕にはまだ、学ぶべきことがいくつかある。スーパーフォーミュラはそのためにはとても良いプラットフォームであり、僕が必要とする最後の知識とツールを構築することができる」
ティクタムはF3欧州選手権で、ジュリ・ヴィップスやマーカス・アームストロング、ミック・シューマッハーらとタイトルを争っている。残り3ラウンド/9レースを残した段階で、ヴィップスとは12ポイント差、アームストロングとは32ポイント差、シューマッハーとは36ポイント差でランキング首位を走っている。
「僕はここでの仕事を続けなければいけない」
そうティクトゥムは言った。
「現時点では、ヘルムートが考えているよりも、僕は自分のことをもう少し信じている。だからまずは、F3で成功することに集中しなければならないんだ」
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