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スポーツ 2018.8.26

トロロッソ・ホンダF1密着:ライバルのトラブルがあったとはいえ、期待以上の予選結果に

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 結果的に、トロロッソ・ホンダの2台は、F1第13戦ベルギーGPの予選でピエール・ガスリーが11番手、ブレンドン・ハートレーが12番手に入った。

「結果的に」と前置きしたのは、この結果はトロロッソ・ホンダのスタッフも予想していなかったからだ。

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 ハートレーが「フリー走行3回目を終えたところで、今日の予選は厳しくなるだろうと覚悟していた」と言えば、ガスリーも「スパはコース特性的に自分たちのマシンに必ずしも合っていないサーキットだから、期待以上の結果だった」と、予選後は喜ぶというよりは、安堵した表情だった。


 例えば、フリー走行3回目では、ストレートスピードがライバルと比較して伸びていなかったために、セッションの途中でガスリーは軽いリヤウイングに交換した。

 ところが、「ストレードスピードが上がらなかったため、元に戻した」(ガスリー)という。田辺豊治F1テクニカルディレクターによれば、フリー走行3回目の走り始めは、前日と同じリヤウイングだったというから、ガスリーは結局、金曜日と同じダウンフォースレベルで予選に臨んだわけである。

 もちろん、フリー走行3回目後に予選に向けて、トロロッソのスタッフは、「そのリヤウイングに合わせて、セッティングを調整していた」(田辺TD)ので、クルマは金曜日とまったく同じというわけではない。

■最終ラップは失敗したもののスリップストリームをうまく活用したトロロッソ・ホンダ
 さらに、この日の予選ではパワーユニットの交換によるペナルティから、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がQ2でタイムアタックを行わずに15番手に終わり、ザウバーの2台もトラブルによって、Q1よりも遅いタイムしか刻むことができなかったことも忘れてはならない。

 つまり、この日のトロロッソ・ホンダの11番手と12番手という結果は、本当の実力を示したものではない。

 それでも、この日の予選でガスリーとハートレーが、予想していたよりもいい結果を出すことができのは、スリップストリーム(トウ)を上手に使ったからだった。


「予選前にどちらが前でどちらがトウを使うという取り決めはしていませんが、チームメイトだけでなく、うまくトウが使えそうな状況になれば、ドライバーに無線で指示するということになっていました」(田辺)

 Q2の最後のアタックでも、そのような状況が巡ってきた。ハートレーが他車のトウを使いつつ、その後ろを走っていたガスリーがハートレーのトウを使う予定で、フィニッシュラインを通過。しかし、ハートレーは1コーナーのブレーキンクでスピン。その結果、ガスリーはハートレーのスリップストリームを使うことができなかった。

 ただし、トップ10とはコンマ5秒。今日のトロロッソ・ホンダの11番手と12番手は、望みうる最高の結果だったと考えていいだろう。

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