フェラーリは、ベルギーGPの予選で戦略ミスを連発。キミ・ライコネンは燃料搭載量の不足により最終アタックに出ることができず、またセバスチャン・ベッテルは最終アタックでバッテリー残量が不足したため、予選ポールポジションを逃した。
ベルギーGPではフリー走行から好調な走りを見せていたライコネン。予選Q1もトップで通過するなど、ポールポジションの有力候補のひとりとみられていた。しかしQ3では序盤に降雨があり、各車すぐにピットイン。インターミディエイトタイヤに履き替えてタイムアタックを行った。
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ただその雨もすぐに上がり、路面コンディションが急速に改善。そのため各車2度目のアタックを行うために、コースにとどまった。しかしライコネンは周回を続けるだけの燃料が残っておらず、ピットに戻らざるをえなかった。そして再びコースインするだけの時間が足りず、各車がタイムアップを果たす中、6番手にポジションを落として予選を終えた。
「どのくらいの燃料を積んでいるのかは分かっていた。しかし正直に言って、燃料を補給してコースに出るための時間がないとは知らなかった」
「タイヤを交換した時に燃料を補給すべきだったと思う。そうすれば、もっと多くの周回を走ることができたはずだ。しかし、それができなかった理由は分からない。まだミーティングしていないんだ」
「明らかに、僕らが終えなければいけない形ではなかった。しかし、これは僕らが実際に今日得た結果だ。だからなぜそうなってしまったのか、確認する必要がある」
「どのくらい燃料があったのかは分かっていた。でも、多分僕らは普通とは異なるやり方をして、少し燃料を追加して、最終的にコースに戻るつもりだったんだと思う。でも、僕にはわからない」
「ピットインして、タイヤを変えるための十分な時間があると思っていた。しかし、これが実際に起きたことだ」
ベッテルは2度目のアタックを行うことができたが、ハイブリッドパワー用のエネルギーが不足していたため、それによりポールポジションを逃したという。
ベッテルはバッテリー残量が少ないことに気付いた際に驚いたことを認め、チームは予選をもっとうまくマネジメントできた可能性が高いと考えている。
「僕らは、すべてをまとめることができたとは思っていない」
そうベッテルは語った。
「最後のラップでは、バッテリーがなくなってしまった。良い結末ではなかったね」
「ラインを超えた時、バッテリーの残量が少ないのを見て、僕は驚いた。それは影響が大きかった」
「最終的には、チームとしてもっとマネジメントするべきだった。僕はいつもマシンを減速させ、充電しようとしている。でも、最終的にはそれでは十分ではなかった」
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