WRCラリー・ドイチェランドの最終日の走行が行われ、TOYOTA GAZOO Racingのオット・タナク/マルティン・ジェルペオジャ組が初日から首位を譲らず、前戦ラリー・フィンランドに続き、今季3勝目を挙げた。
ライバルの脱落も手伝い、後続に大差を付けてトップで最終日を迎えたタナク。この日は朝から安全マージンを取りながらの走行となった。
ラリー・ドイツ土曜日:トヨタのタナクがリード拡大。44秒の大差で最終日へ
2番手ダニ・ソルド(ヒュンダイ)と3番手ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)が0.8秒差と僅差でこの日を迎えていたが、この日最初のステージSS16で両者がトラブルに見舞われた。
ラトバラは、サービスを出た後にトランスミッションのトラブルが発生。SS16を通してスロー走行し、リタイアとなった。対してソルドは、ハイスピードでブドウ畑に突っ込んでしまい、マシンにダメージを抱えてしまった。
フロントウィンドウにヒビが入ったままステージを走り抜けたソルドは、フロントウィンドウを取り除き、走行継続を目指したものの、結局リタイアとなった。
これで2番手にはポイントリーダーのティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が浮上。初日からペースが奮わなかったものの、SS16で最速タイム。3番手のエサペッカ・ラッピ(トヨタ)に対するリードを広げた。
2日目にパンクに見舞われたセバスチャン・オジェ(M-スポーツ・フォード)も4番手までポジションアップ。タナクやラッピが万全を期してペースを落とした影響もあり、5番手テーム・スニネン(M-スポーツ・フォード)までのトップ5は各車20秒以上離れた状態となった。
パワーステージとなる最終SS18では、ボーナスポイントを狙ってオジェがプッシュし、ステージ最速タイムを記録した。タイム差があったため順位変動もなかったが、タナクも攻めてパワーステージ2位の好タイム。タナク個人にとってはドイツ2年連続優勝、トヨタにとってターマックでの復帰後初優勝を果たした。3位のラッピも、ターマック初表彰台となった。
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