メルセデスのルイス・ハミルトンは、フェラーリの強力な追い上げをかわすためには、チームがレースのたびに万全の体制で、より一層の力を発揮する必要があると語っている。
2018年シーズンのランキング争いは、開幕当初はフェラーリのセバスチャン・ベッテルが2連勝し優位に立っていたものの、その後はハミルトンが追い上げをみせ、ランキング1位の座がたびたび入れ替わってきた。
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そして、第11戦ドイツGPでベッテルがミスを犯したこと、第12戦ハンガリーGPでは雨となった予選でフェラーリのパフォーマンスが相対的に伸び悩んだ隙に、ハミルトンが2連勝したことで、前半戦のドライバーズとコンストラクターズの両選手権を首位で折り返している。
それでもハミルトンによれば、フェラーリが堅調なペースで開発を続け、その進化がはっきりと見てとれるパワーユニットを搭載したフェラーリSF71Hが、性能面でメルセデスW09を上回ってきたようだという。
「僕たちは2018年シーズン、自分たちよりも速いチームと戦っている」とハミルトンはF1公式サイトで語った。
「2017年は僕たちメルセデスと、フェラーリの力はかなり均衡していた。あるレースウイークで僕たちの方が速いこともあれば、別のときは彼らの方が速かった」
「だけど今年は、そのバランスがより彼らの方に振れている」
「自分たちの速さを十分に出し切れていないようなレースでも、より一層の速さを発揮して戦わなければならなくなっているんだ」
「自分たちの持てる力を限界まで出し切らなければ最後に優勝できないというプレッシャーを、今までになかったほど強く感じているよ」
ハミルトンとベッテルはともに5度目のチャンピオン獲得を目指して戦っている。もしどちらかが達成すれば、偉大なF1ドライバーであるファン・マヌエル・ファンジオと肩を並べることになる。
ふたりは2017年も激しい戦いを繰り広げたが、後半戦で立て続けに手痛いミスを犯したベッテルがタイトル争いから脱落した。
レースは8月末にスパ・フランコルシャンで行われる第13戦ベルギーGPから再開されるが、ハミルトンはこの先もミスを犯す余裕は一切ないと考えており、そのプレッシャーは大きくなっている。
「結局のところ、2017年もある時点では今と同じくらいのプレッシャーはあった。ただ、知られているように今年は僕たちメルセデスとフェラーリの差がとても接近している。これからは些細なミスが命取りになるだろう」
「だからプレッシャーはより大きい。どんなスポーツでも同じことだよ。激しい戦いになると最後のショット、最後のサーブが一番重要なポイントになるんだ」
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