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プレマ・セオドール・レーシング 2018ADAC F4第6戦ニュルブルクリンク レースレポート

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プレマ・セオドール・レーシング 2018ADAC F4第6戦ニュルブルクリンク レースレポート

ペテコフ初の表彰台 フィッティパルディは全戦表彰台でシリーズ2位を維持
2018年8月3-5日
ドイツ/ニュルブクリンク

 ADAC F4はこのニュルブルクリンクでシリーズ第6ラウンドを迎えた。

プレマ・セオドール・レーシング ADAC F4第5戦ホッケンハイム レースレポート

 開幕序盤の好調から一転。中盤戦、やや下降気味だったFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバー#74エンツォ・フィッティパルディは、ここニュルで2シーズン目の意地を見せ、この週末のすべてのレースを表彰台で締め括った。これにより自身のシリーズランキングも2位へと返り咲くことに成功。

 同じくFDAドライバーの新人、#5ジャンルーカ・ペテコフ。リバースグリッドの優位性を活かし2位を獲得。彼自身のこのシリーズに於ける今シーズン最上位の記録をマークした。

 英国MSA(モータースポーツ・アソシエイション)アカデミードライバーの#64オリ・カルドウェルと、今シーズンはこのシリーズにスポット参加のレッドブルジュニア#33ジャック・ドゥーハンはともにクラッシュにより戦列を去る、或いは下位に沈むという不運に見舞われた週末となった。

 カルドウェルはレース2・3で9位、7位。ジャックはレース3で最後尾からスタートし4位まで浮上。関係者の注目を一気に集めたが、他車と接触してフロントウイングが脱落。ピットに入りノーズを交換。戦列に復帰したが12位でレースを終え、まだスピードと結果が一致しないという状態ながらも、後半戦に大きな期待を抱かせる結果となった。

 このレースをもってADAC F4は夏休みに入る。夏休み明けは9月22~23日のホッケンハイムの最後の1イベントを残すのみとなり、特にタイトルを狙うエンツォ・フィッティパルディにとっては万全のコンディションで迎えたい最終戦となる。
#5ジャンルーカ・ペテコフのコメント
「今までで一番良かったレースウイークエンドでした。予選は可もなく不可もない結果でしたが、レースを終わってみたら5位・9位・2位と良い結果を残せました。特にレース3はリバースグリッドで良い位置を確保。そこからスタートしてそれを活かすことができました」

「これで少し安心できてリラックスした気持ちで休暇に入ることができます。最後のレースでは絶対に表彰台の真ん中に立ちたいと思います」

#33ジャック・ドゥーハンのコメント
「この週末の結果はガッカリです。もちろん自分のミスもあったし、アンラッキーな場面も多くありました。練習と予選は少しづつ進化していたけれどレース1と2はあっと言う間に終わってしまった」

「レース3はタイヤ、ペースともに本当に良かった。しかしオーバーテイクの際の接触でフロントウイングを破損してしまい、これ以上、上には行けなかった」

#64オリ・カルドウェルのコメント
「今週はまたもや大変なレースウイークエンドでした。レース1はリタイア。レース2もポイントを取れただけ。最初のふたつを事実上落としてしまったので、もうレース3で結果を残すしかなかった」

「そのレース3では何とか7位完走で僅かであったけれどポイントを積み上げることができました。休みの間に流れを変えて、もっと改善して最後のレースではポイントを更に積み上げたいと思います」

#74エンツォ・フィッティパルディのコメント
「この週末に良い結果を出せて、チーム全体のパフォーマンスとともに満足しています。3レース連続してポディウムに立つことができて、年間のシリーズランキングでも2位に戻ることができました」

「このウィークエンドは沢山のチャンスがあったし、例えば予選の時もライバルに迫ることができました。これから休みに入りますが、その間もこのドイツとイタリアンシリーズの準備を怠ることなく進め、最終戦を迎えたいと思います」

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