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マクラーレン、サインツJr.は”来年のドライバー候補”と認めるも「フリーエージェントになれば……」と慎重な姿勢見せる

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マクラーレン、サインツJr.は”来年のドライバー候補”と認めるも「フリーエージェントになれば……」と慎重な姿勢見せる

 マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、もしカルロス・サインツJr.(現ルノー)がレッドブルとの契約を終了し、フリーエージェントの立場になった場合は、来年のマクラーレンの有力なドライバー候補になると話した。

 マクラーレンは、未だどちらのドライバーについても来年の動向を明らかにしていない。フェルナンド・アロンソは来年以降もF1に留まるかどうかを慎重に検討しており、チームメイトのストフェル・バンドーンは、厳しいシーズン前半戦を終えたところだ。

サインツJr.「将来の憶測を止めるためにも、2年契約を結びたい」

 サインツJr.はレッドブルとの契約を結んだまま、”レンタル移籍”という形で昨年の途中からルノーに在籍しているが、今シーズン終了後にはドライバー市場に出る可能性がある。

 レッドブルとサインツJr.の契約は9月の終わりまで有効となっているが、サインツJr.がドライバー市場に出る可能性があるということは、彼がトロロッソに戻ってレースをすることを望んでいないということだ。

 先日、ダニエル・リカルドが今年限りでレッドブルとの契約を終了し、来年からルノーに移籍することが発表された。つまりレッドブルのシートがひとつ空き、サインツJr.がそれを獲得するチャンスが生まれたが、そのためにはピエール・ガスリー(現トロロッソ)と争う必要がある。

 リカルドがレッドブル離脱を発表する前にブラウンは、サインツJr.は来年のマクラーレンのドライバー候補であると認めていた。また先週末のハンガリーGPでは、ブラウンは「我々は皆、カルロスは素晴らしいレーシングドライバーだと考えている」と話した。

「もちろん、カルロスがドライバー市場に出る可能性はある。我々はルノーとレッドブルにおける彼の現状を知らないが、来年マシンに乗せることを検討しているドライバーの名前が書かれたリストに彼も載っているはずだ」

「もし彼が自由になり、我々に空いているシートがあれば、彼はリストの上位に上がってくるだろう」

 もしマクラーレンがサインツJr.を獲得できなかったり、あるいは彼を選ばなかった場合は、アロンソのチームメイトはバンドーンか、育成ドライバーでリザーブドライバーを務めるランド・ノリスになるとみられている。

 なお、万が一アロンソがF1引退を選択した場合、マクラーレンがどういった対応を取るのかはわかっていない。

「我々はストフェルとフェルナンドと、適切な環境で長期契約を結んでいる。しかし彼らの契約に関して想像しているように、これには様々な要素が含まれている」とブラウンは語った。

「用意が整ったら、我々はドライバーを決定する。おそらくサマーブレイクの後になるだろうと見込んでいる」

「マクラーレンが前進するための最高のコンビネーションは何なのか、それを検討し分析しているところだ。ストフェルはドライバーリストの中でも高い位置にいる」

 マクラーレンは、もし来年ノリスのシートを見るけることができなければ、彼を失うというリスクを抱えているようだ。つまりノリスに関しては、彼を”起用するか、失うか”という状況だ。

 しかしノリス自身は、2019年に他のチームからF1にデビューするのではなく、来年もマクラーレンに留まってフリー走行に出走し、2020年にマクラーレンでF1に参戦するために備えたいとほのめかした。

 ブラウンは、マクラーレンの計画の中でもノリスは重要な人物であると述べたが、同じくマクラーレンの育成ドライバーであるニック・デ・フリーズはシート獲得に関して”重視していない”と認めた。

「もちろん、ランドは将来のスターだ」

「我々のドライバー全員の状況を検討している。ランドのような才能あるドライバーがいれば、自分たちの”ファミリー”の中に留めておきたいと思うだろう」

「報道されていることに対して、はっきりとしたことを言うつもりはない」

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