フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ハンガリーGPの予選を4番手で終え、ウエットコンディションではフェラーリよりもメルセデスの方が速いと感じたという。
ドライコンディションで行われたFP2やFP3では、ベッテルはトップタイムを記録した。しかし大雨に見舞われた予選では、Q1やQ2でトップタイムをマークしたものの、最終的には4番手に終わった。
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ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得し、バルテリ・ボッタスが2番手となったことで、メルセデスはフロントロウを独占。一方フェラーリはキミ・ライコネンが3番手につけたが、ハミルトンとは0.5秒以上のギャップがあった。
予選後、ベッテルは次のように話した。
「おそらく僕たちは、ウエットコンディションではドライコンディションの時ほど競争力を持てていない。だけどご存知の通り、こういった状況下ではあらゆることが起こりうる。時にはギャップがかなり大きかったのも見ただろう」
「結局は、最終ラップ次第だったと思う。僕はとても懸命にプッシュして、すべてのことに挑戦した」
「一番うまくまとめることができたラップではなかったと思う。だけどひどいラップではなかった。結果にはかなり満足している」
「もちろん、もっとポジションを上げられた方が良かったけれど、これが今の僕らが持っているものなんだ」
通常のコンディションでは、ハイダウンフォース仕様のフェラーリはメルセデスに対してアドバンテージを持っているが、なぜそのアドバンテージをウエットコンディションで発揮できなかったのかと尋ねると、ベッテルは「いつも物事が単純に進むというわけではない」と答えた。
「何を見てそう考えるのかは分かる。でも今年は、それほどウエットで走っていない。僕たちには少しアドバンテージがあるけれど、まだやらなければならない作業がある」
「今日がひどい1日だったとは思わない。3番手と4番手からスタートするというのは最悪の事態ではないし、巨大なギャップがあるわけじゃない」
「確かにもっと前に行きたかった。だけど、ドライコンディションでも厳しい結果になっていた可能性はある」
一方メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ウエットコンディションではフェラーリよりもメルセデスの方が速いが、Q3でインターミディエイトタイヤを使おうとはあまり考えていなかったという。
というのも、ベッテルが2開始時に唯一インターミディエイトタイヤでコースに出て行ったからだ。他のドライバーがドライタイヤからインターミディエイトに履き替える前にはすでに路面の水量が増えていたこともあって、彼の選択によって状況を把握しにくくなったのだ。
日曜日のレースでは、フェラーリはメルセデスよりも良いスタートを切ることができるはずだとベッテルは期待している。
「スタートというのは、すべてのことを適切に行うものだ。ここまで僕たちには一貫性があったし、(メルセデスと)とてもよく似たスタートをしてきた。でも多分、彼らには他のチームには及ばない何かがあるはずだ」
「どうなるのか見てみよう。どの位置からスタートしようと、良いスタートができれば、それは役に立つはずだ」
「ターン1までが長いので、もし良いスタートを切ることができれば、そこで僕らにできることがあるはずだ」
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