ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、チームにおけるロマン・グロージャンの将来は、優れた安定性を見出せるかどうか次第だと語った。
ハースがF1に参入した2016年からチームに在籍するグロージャン。motorsport.comの調べによれば、彼の契約には4年目もチームに残るオプションがあると見られる。
ハンガリーFP1:レッドブル好調、リカルドがトップタイム。ガスリー11番手
グロージャンは、2016年と2017年には傑出したパフォーマンスを見せていたが、今季これまでのところチームメイトのケビン・マグヌッセンの方が良い結果を残している。予選の成績では3対7とグロージャンが大きく負け越している状態で、マグヌッセンは39ポイント獲得しランキング9位、グロージャンは20ポイントで13位となっている。
それに加え、グロージャンはアゼルバイジャンGPやスペインGP、フランスGP、イギリスGPでミスをし、レースを台無しにしていた。
シュタイナーにグロージャンの今後について訊くと、彼はmotorsport.comに次のように話した。
「”安定性”というのは魔法の言葉だ。彼はそれを知っているし、新しいことではない」
「彼も我々も、彼に何ができるかは分かっている。素晴らしい1日を過ごせた時に何ができるか、よく分かっているんだ。そういう日の彼は本当に素晴らしい。彼にはもう少し安定性が必要なだけなんだ」
「彼はオーストリアで素晴らしいレースをしたし、先週(ドイツGP)もそうだった。彼には一貫性が必要なだけなんだ」
「彼が良い状態で週末のスタートを切ることができれば、通常はうまくいく。今の私にとって、大きな課題は金曜日の彼を良い状態に保つことだ。そうすれば普通、彼は土曜日や日曜日も良いポジションにつけるだろう」
「しかし、それを管理するのは難しい。なぜなら我々にできるのは彼が望むようなマシンを用意することだけであり、あとは彼がやらなければいけないからだ」
ハースは今年、トップ3チームに次ぐ速さのマシンを作っている。そのためシュタイナーは、チームがドライバーたちから”大きな関心”を集めていると語った。
「我々が”ショッピング”をしていると言うつもりはない。多くの人々が、我々とショッピングをしたいと思っているんだ」
「我々が求められているのには、明確な理由がある」
「誰もが周囲のことを伺っている。まだ誰も(ドライバーラインアップを)どうすべきか決めていないので、誰が最初に動くか次第だ」
「その最初の動きのうちのひとつが、フェラーリが今後のラインアップをどうするかだ。それからルノーが今後について決め、我々のような小規模チームの番になる」
「だが我々はその前に(ラインアップを)決めることができる。彼らの決定を待つ必要はないが、それによりドライバー市場には変化が起こるだろう。我々は夏休みの後に、どうしたいかを決めるつもりだ」
グロージャンは、今季のパフォーマンスは低下していると認め、チーム内で自分のポジションを確立するためにも改善が必要だと述べた。
「僕たちは成長していると思う。チームは初日から僕が何をもたらすかを分かっている。チームを成長させることができる、経験のあるドライバーはそれほど多くはない」
「僕の主な選択肢はチームに残ることだ。今年は、いくつかのレースで達成すべき結果を出せていないことは分かっている」
「それを過去の話にし、正しい軌道に戻ることを願っている。今はレース週末に集中し、ベストを尽くす。そしてもし僕が全力を出せれば、良い未来が待っていると思う」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?