レプソル・ホンダのチーム代表を務めるアルベルト・プーチは、来年マルク・マルケスとホルヘ・ロレンソ(現ドゥカティ)を起用するというのはホンダにとっての”挑戦”であると認めたが、ホンダは常に挑戦を探し求めているチームだと語った。
来シーズン、ロレンソはダニ・ペドロサの後任としてレプソル・ホンダに加入することが決まっている。つまり、2019年にホンダはマルケスとロレンソというふたりの最高峰クラスのチャンピオンを起用することになる。
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プーチはロレンソ起用の背景にある論理歴な根拠について、ザクセンリンクでの記者会見にて次のように話した。
「たとえチームがふたりのライダー間の緊張をコントロールするという頭痛のタネを抱えることになるとしても、契約できる最高のライダーとサインするというのがホンダの哲学だ」
「チームの見解は、ベストなライダーを起用したい、ということだ。これが原則だ」
「そこに(ロレンソと契約するという)可能性があった。我々はそれを取ったのだ。他のチームがなぜそういうことをしないのかはわからない。おそらく彼らはこれをしなかったのだろう」
「ホンダにとしては、我々にできるベストなバイクを用意し、より速いライダーにそれを提供することが重要だ」
「もちろん、簡単ことではない。しかしもし物事を簡単なものにしたいのならば、おそらく我々はこのレベルでチーム運営することはできないだろう。状況は複雑だが、これは挑戦だ」
「ホンダは、常に挑戦を求めている」
ホンダにはふたりのトップライダーをマネージメントすることだけでなく、バイクを彼らに合うものに仕上げる方法を見つけるという困難も降りかかる。マルケスとロレンソのライディングスタイルは、極めて異なるものだ。
HRC(ホンダ・レーシングの)ゼネラル・マネージャーを務める桑田哲宏は、現行のホンダのバイク『RC213V』は完全にマルケスの要求に合わせて作られたものであるという意見を否定し、ホンダは2019年も同様の方法を続けていくと話した。
「今は、我々はマルクとダニのために開発を行っています」
「ひとりのライダーのためだけではありません。それゆえ我々は来年も同様のやり方を続けていきます」
「ホルヘがどのようなマシンを求めるのかわかりません。ですがもちろん、彼の要求に適応していくつもりです。それにマルクも多くのリクエストをしてくるので、それにも対応していきたいです」
「やりがいのあることだと思いますが、我々は同じ道を進み続けていきます。マルクとダニのために良いマシンを作ることができれば、それはつまり、我々の技術ポテンシャルが高いということの証明になります」
「来年はマルクとホルヘのために、ハイレベルのマシンを準備するつもりです」
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