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GP Car Story×auto sport web連動企画。鈴鹿日本GP開催30回記念『あなたが選ぶ鈴鹿F1のメモリー』

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GP Car Story×auto sport web連動企画。鈴鹿日本GP開催30回記念『あなたが選ぶ鈴鹿F1のメモリー』

 今年、F1開催30回の記念すべきグランプリを迎える鈴鹿サーキット。これまでの29回で誕生したウイナーは15人(最多勝は6勝のミハエル・シューマッハー)、勝利コンストラクターも7(最多勝は7勝のフェラーリとマクラーレン)を数える。

 多くのドライバーたちから愛され、幾多のドラマを生んだ鈴鹿はまさしくレジェンドと呼ぶに相応しい場所。

ロリー・バーンが語るトールマンTG184。アイルトン・セナ、モナコGPデビューマシンの真実

 GP Car Storyは年に1回“スピンオフ”というかたちで、これまで『セナとニッポン』、『プロスト×セナ×シューマッハー/1993年』、『ミナルディ』、『ロータス1977~1980』と発行してきましたが、第五弾となる今年は30回記念といういうことで『鈴鹿』を特集します。

 その一企画としてGP Car Storyとautosport webが連動して、読者のみなさんが選ぶ『鈴鹿ベストグランプリ』を決定したいと思います。あなたの心に残る1位、2位、3位と3レースを選び、想いの丈を綴ってください。

 集計結果は、9月上旬発売予定の『GP Car Story』スピンオフ『SUZUKA 30 Aniversary』内で発表いたします。

 たくさんのご応募お待ちしております!

応募フォームはこちら

■鈴鹿でのF1日本GP年表
●第1回/1987年 ウイナー:ゲルハルト・ベルガー(フェラーリF187)
予選時のクラッシュでナイジェル・マンセル欠場、タイトルはネルソン・ピケの手に! ゲルハルト・ベルガー、38レースぶりにフェラーリを勝利に導く。中嶋悟、凱旋レースで6位入賞

●第2回/1988年 ウイナー:アイルトン・セナ(マクラーレンMP4/4・ホンダ)
スタート失敗で後退するアイルトン・セナは、猛烈な追い上げを見せ逆転優勝で自身初のワールドチャンピオンに輝く。鈴木亜久里がF1デビュー

●第3回/1989年 ウイナー:アレッサンドロ・ナニーニ(ベネトンB189・フォード)
47周目のシケインでの接触事故のあと、「シケイン不通過」によりトップチェッカーを受けたセナが失格に。アラン・プロストが3度目のタイトルを決める。アレッサンドロ・ナニーニがF1初優勝

●第4回/1990年 ウイナー:ネルソン・ピケ(ベネトンB190・フォード)
スタート直後の1コーナーでタイトル争いを演じるセナとプロストが接触。両者リタイアでセナが2度目の戴冠。ピケとロベルト・モレノのコンビが大健闘、ベネトンは鈴鹿連覇をチーム初のワンツーで飾る。鈴木亜久里が日本人初3位表彰台

●第5回/1991年 ウイナー:ゲルハルト・ベルガー(マクラーレンMP4/6・ホンダ)
セナとマンセルの一騎打ちは、マンセルの自滅でセナが三度目の戴冠。セナは最後勝利を僚友ベルガーに譲るワンツーを演出。ベルガーの1分37秒700のPPタイムは、この後10年間破られないレコードに。中嶋鈴鹿ラストランもあり、TV視聴率は20%大台越える

●第6回/1992年 ウイナー:リカルド・パトレーゼ(ウイリアムズFW14B・ルノー)
マンセル、セナと主役級が消え、表彰台にはリカルド・パトレーゼ、ベルガー、マーティン・ブランドルと、トップ3チームのセカンドが顔を揃える。ホンダ、鈴鹿ラストラン。片山右京、初鈴鹿

●第7回/1993年 ウイナー:アイルトン・セナ(マクラーレンMP4/8・フォード)
スタートでトップに躍り出たセナは、天候を味方につけ宿敵プロストを抑え優勝。これはセナにとって鈴鹿での最後の勝利となる。レース後のエディ・アーバイン殴打事件は有名

●第8回/1994年 ウイナー:デイモン・ヒル(ウイリアムズFW16B・ルノー)
スタートから大雨に祟られ、レースは途中で赤旗中断。鈴鹿F1史上初の2ヒート制で行なわれる。マンセルとジャン・アレジの3位争いがファンを魅了

●第9回/1995年 ウイナー:ミハエル・シューマッハー(ベネトンB195・ルノー)
前週パシフィックGPとの日本では初の2週連続開催。ベネトンは1−3でチーム初のコンストラクターズ獲得。2番手アレジがシューマッハー猛追も無念のリタイアで勝機逃す。鈴木亜久里が予選時のクラッシュで引退会見は中止に

●第10回/1996年 デイモン・ヒル(ウイリアムズFW18・ルノー)
同門・二世ドライバー同士の選手権争いは、ジャック・ビルヌーブがリタイアに終わり、ウイナーのデーモン・ヒルに軍配にあがる

●第11回/1997年 ミハエル・シューマッハー(フェラーリF310B)
鈴鹿を知り尽くすアーバインのサポートによるチームプレーでウイリアムズを凌駕し、シューマッハーは最終戦にタイトル争いの希望をつなぐ。片山右京が引退発表

●第12回/1998年 ミカ・ハッキネン(マクラーレンMP4-13・メルセデス)
エンストでグリッド最後尾となったPPのシューマッハー。追い上げみせるもリタイアに終わり、勝者ミカ・ハッキネンのF1初戴冠が決まる。

●第13回/1999年 ミカ・ハッキネン(マクラーレンMP4-14・メルセデス)
スタートで首位に躍り出たハッキネンが盤石の走りで鈴鹿連覇(この時点でドライバーの鈴鹿連覇は初)、2年連続ワールドチャンピオンに

●第14回/2000年 ミハエル・シューマッハー(フェラーリF1-2000)
ピット戦略でハッキネンを逆転したシューマッハーが優勝、同時に自身3度目、フェラーリ移籍後初のタイトルを獲得する。活動を再開したホンダ(BAR)は、ビルヌーブ6位に

●第15回/2001年 ミハエル・シューマッハー(フェラーリF2001)
10年ぶりにPPレコードを更新、シューマッハーが1分32秒484を記録。レースも盤石の速さでポール・トゥ・ウインを飾る。引退レースのハッキネンは、自身の表彰台よりも僚友クルサードの選手権2位死守のためにポジションを譲りアシストした

●第16回/2002年 ミハエル・シューマッハー(フェラーリF2002)
鈴鹿史上最多となる3連覇をシューマッハーが達成。初入賞を飾ったルーキー佐藤琢磨に対し、シューマッハーは「勝者はもうひとりいる」と讃辞を送った

●第17回/2003年 ルーベンス・バリチェロ(フェラーリF2003-GA)
3年ぶりのタイトル決定戦に。新入賞規定で8位1点を獲得ししたシューマッハーが2位のキミ・ライコネンからタイトルを守る。琢磨、ビルヌーブの代役でBARを駆り、6位入賞

●第18回/2004年 ミハエル・シューマッハー(フェラーリF2004)
台風の影響で土曜日のセッションが中止になり、日曜日に予選が順延になり史上初のワンデー開催に。その記念すべきGPでポール・トゥ・ウインを飾ったシューマッハー(鈴鹿6勝目)。これが彼にとって最後の鈴鹿優勝に。4位の琢磨は日本人初の2戦連続入賞

●第19回/2005年 キミ・ライコネン(マクラーレンMP4-20・メルセデス)
ワンカーアタックのデメリットをもろに受けた上位勢が、雨の影響で予選下位に沈む。予選17位から土曜の追い上げを見せたライコネン。最終ラップでジャンカルロ・フィジケラをとらえ逆転優勝。抜きにくい鈴鹿でのオーバーテイクショーにファンは興奮した

●第20回/2006年 フェルナンド・アロンソ(ルノーR26)
新旧王者により天王山。トップを走るシューマッハーにまさかのエンジントラブル、フェルナンド・アロンソが逆転優勝でタイトル争いが有利な展開に。翌年からは富士スピードウェイに開催地が変更

●第21回/2009年 セバスチャン・ベッテル(レッドブルRB5・ルノー)
3年ぶりの鈴鹿開催。レースは予選から圧倒的な速さを見せるセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウイン。一歩及ばなかったが、ハミルトンとの2位争いに勝利したトゥルーリが2位に入り、トヨタは日本チームとして初めて鈴鹿の表彰台に

●第22回/2010年 セバスチャン・ベッテル(レッドブルRB6・ルノー)
天候不良で2004年以来のワンデー開催。「鈴鹿大好き」と公言するベッテルが2年連続ポール・トゥ・ウインで相性の良さを見せつける。ザウバーの小林可夢偉は7位ながら、ヘアピンで5度のオーバーテイクショーを披露し、ファンを沸かせた

●第23回/2011年 ジェンソン・バトン(マクラーレンMP4-27・メルセデス)
デビュー以来、鈴鹿で圧倒的な安定感と勝負強さを見せてきたジェンソン・バトンがついに優勝。3位のベッテルは、タイトル連覇を決める

●第24回/2012年 セバスチャン・ベッテル(レッドブルRB8・ルノー)
PP、優勝、FL、全ラップリードと、近代F1では難しくなったグランドスラムを成し遂げたベッテルが、鈴鹿3勝目。しかし、この日の主役は予選4位スタートの小林可夢偉だった。3位入賞で90年鈴木亜久里以来、鈴鹿で日本人が表彰台に立った

●第25回/2013年 セバスチャン・ベッテル(レッドブルRB9・ルノー)
2001年以来日本人不在のレースは、ベッテルが僚友マーク・ウエーバーとの優勝争いを制し、鈴鹿4勝目を飾る

●第26回/2014年 ルイス・ハミルトン(メルセデスW05)
台風接近による悪天候の中、マルシャのジュール・ビアンキが、スピンしたクルマの撤去作業中のクレーン車に激突。この事故によりビアンキは翌年7月に他界。F1で21年ぶりの死亡事故となってしまった。通算30勝目のルイス・ハミルトンが鈴鹿初優勝をあげる

●第27回/2015年 ルイス・ハミルトン(メルセデスW06)
久々に鈴鹿に戻ってきたホンダだが、操るアロンソに「GP2エンジン」と苦言を言われるほどパワー不足に悩んでいた。鈴鹿連覇のハミルトンは通算41勝でセナに並ぶ。鈴鹿では初、2011年ヨーロッパGP以来の全車完走

●第28回/2016年 ニコ・ロズベルグ(メルセデスW07)
2009年の復活以降、全戦で表彰台に登っていた“マイスター”ベッテルは4位に。同じドイツ人のニコ・ロズベルグはPPから鈴鹿初優勝(これが彼にとってF1で最後の勝利に)。メルセデスがコンストラクターズ三連覇を決める。2年連続で全車完走の珍事

●第29回/2017年 ルイス・ハミルトン(メルセデスW08)
ハミルトンがコースレコード「1分27秒319」をマーク。マックス・フェルスタッペンとの攻防を制し、ハミルトンが現役最多タイの鈴鹿3勝目を記録。




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