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スポーツ 2018.7.7

トロロッソ、ハートレーの後任にダニエル・ティクトゥム起用を検討か?|F1ニュース

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 トロロッソは、ブレンドン・ハートレーの後任に来年からダニエル・ティクトゥムを起用することを検討しているという。

 昨年のマカオGPウィナーであるティクトゥムは今年、F3ヨーロッパ選手権に参戦しており、第9戦を終えて現在ランキング2位につけている。また、F2参戦のため欠場する福住仁嶺の代役として、TEAM MUGENからスーパーフォーミュラにも参戦している。

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 レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、マクラーレン・オートスポートBRDCアワードを受賞した経歴を持つティクトゥムを、ジュニアドライバーとして2019年に起用する準備が整っていることを認めた。

 マルコはmotorsport.comに対し、「シーズンの終わりには、その準備ができているだろう」と話した。

「(F3ヨーロッパ選手権の第7~9戦が行われた)ノリスリンクでは、彼は(スタートでエンジンストールを起こしたため)後ろから数人のドライバーに追突され、病院に行った。しかし彼は、次のレースに出たいと言った。そして、そのレース(第9戦)で優勝したのだ」

「彼は速いドライバーだ。クレイジーだが、速い。我々に合ったドライバーだ。ランキングでも首位とわずか1ポイント差だ。それに彼には、技術的な不備が2度あった」

「我々は最速のドライバーを探している。もし彼らがそういうドライバーならば、我々に合うだろう。だが誰かが我々のためにクレイジーになる必要はない」

「ある程度、ティクトゥムを標準として考えている」

 一方ハートレーは厳しいシーズンスタートを切っており、プレッシャーに晒されている。彼はシーズン中にもマクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスと交代するのではないかとも報じられたが、今季は最後までハートレーがマシンに乗るとマルコは話していた。

 しかし来年以降、ハートレーの将来は明らかになっておらず、またレッドブルの育成ドライバーがまだフォーミュラ・ルノーやF4の段階であることを考えても、ティクトゥムは最も有力な後任候補だ。

 ティクトゥムはMSAフォーミュラ・チャンピオンシップに参戦していた2015年に、シルバーストンでセーフティカー出動中に他のマシンを追い抜き、さらには他者と接触したため、2年間のモータースポーツ禁止を言い渡された(2年目は執行猶予付き)。それでもレッドブルはティクトゥムを信頼し続けており、2017年はジュニアプログラムを通じて彼を一人前のドライバーにした。

 2019年のF1シート獲得に向けて彼の障壁となるのは、スーパーライセンスを獲得することだ。スーパーライセンスを獲得するためには、直近の3シーズン以内にスーパーライセンスポイントを40ポイント獲らなければならない。

 ティクトゥムはMSAフォーミュラで2ポイント獲得しているが、このポイントは今季末で失効してしまう。なお、これまで参戦してきたフォーミュラ・ルノー・ユーロカップやGP3では、ポイントを獲れていない。

 もし仮に彼が今年F3ヨーロッパのタイトルを獲得すると考えると、スーパーライセンスポイントを30ポイント稼ぐことになる。

 彼は国際A級ライセンスを獲得するために、スーパーライセンスポイントを14ポイント獲得しなければならない。国際A級ライセンスを取得すると、彼はF1のテストに参加することができる。また、フリー走行のみのスーパーライセンスを取得するためには、25ポイント必要だ。

 この規定は、マックス・フェルスタッペン(現レッドブル)が2014年にF3ヨーロッパにデビューし、わずか1年でF1にステップアップした後に導入されたものであり、それ以降一度も例外が適用されたことはない。

 FIAは毎年スーパーライセンスの基準を見直しており、ティクトゥムにとって望ましい変更が行われる可能性もある。

 またレッドブルは今年、FIA F2に参戦している福住仁嶺の代役としてティクトゥムをスーパーフォーミュラに参戦させ、よりハイダウンフォースのマシンでの経験を積ませている。

 福住や、ホンダの育成ドライバーである牧野任祐らは、ホンダのパワーユニットを使用するトロロッソのドライバー候補ではあるが、両者ともF2で苦戦しており、今年獲得できるスーパーライセンスポイントはティクトゥムよりも少ない可能性がある。

 マルコは、レッドブルはホンダのドライバー育成を支援するだろうと話していたが、”少なくとも今後2年の間”に彼らのF1への準備が整うとは考えていないようだ。

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell, Christian Nimmervoll)

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