F1第10戦イギリスGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。
FP1でクラッシュを喫したロマン・グロージャン(ハース)は、マシンのダメージが大きくシャシー交換を強いられため、このFP2を走ることができなかった。
イギリスFP1:ハミルトンが母国で好調な走り出し。メルセデス1ー2
気温26度、路面温度は51度という例年よりも暑いコンディションでスタートしたイギリスGPのFP2。開始から5分ほどのところで、ストフェル・バンドーン(マクラーレン)やブレンドン・ハートレー(トロロッソ)、ピエール・ガスリー(トロロッソ)、シャルル・ルクレール(ザウバー)らがコースへ出て行った。
ミディアムタイヤを履いてコースへ出たバンドーンは、コースイン直後に「パワーがない」と訴えていたが、問題はなかったようだ。
まずはキミ・ライコネン(フェラーリ)が1分29秒664というタイムをマークし、直後にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が1分28秒856とそれ上回った。フェラーリのふたりもミディアムを履いており、セッション序盤ではその他多くのドライバーがミディアムを使用していた。
開始から15分ほど経ったところで、ハードタイヤを履いていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、旧最終コーナー(現ターン8)”ウッドコート”の辺りでリヤを流してしまい、バランスを崩してウォールにクラッシュ。マシンのリヤにダメージを負ったと無線で報告していた。
フェルスタッペンのマシンを撤去するためにクレーン車が出動し、セッションは一時赤旗中断となったが、撤去作業を終え、10分ほどでセッションが再開された。
再開後はダニエル・リカルド(レッドブル)やバルテリ・ボッタス(メルセデス)らが真っ先にコースイン。多くのドライバーがミディアムでコースに出て行った中で、ザウバー勢やフェラーリ勢はソフトタイヤを、ボッタスはハードを履いて走行した。するとベッテルが1分27秒552と大きくタイムを伸ばし、その後ソフトに履き替えたボッタスがベッテルに続く2番手タイムを記録した。
セッションの折り返しを過ぎ、ほぼ全車がソフトでロングランを行う状況に。ルイス・ハミルトン(メルセデス)やリカルド、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)など数人のドライバーはタイヤを履き替えてタイムを伸ばしていた。
残り時間30分を前に、ガスリーがターン4の先でストップ。チームからもすぐにマシンを止めるよう指示を受けており、ガスリーはマシンを降りた。
ガスリーはパワーユニットのトラブル。ただ、このトラブルは走行距離を重ねた”旧型”のパワーユニットに発生したもので、当初から金曜に限り使用する予定のものだったという。チームは土曜日に向け、パワーユニットを載せ替えることを発表している。
終盤、メルセデスは2台ともソフトを履いてロングランを行った。一方フェラーリは通常通りベッテルとライコネンでタイヤを分けて周回を重ねていたが、後にベッテルもソフトに履き替えた。
ソフトとミディアムでロングランを行うドライバーがほとんどというセッション終盤。タイムシート上では大きな変動もなく、ベッテルがソフトで記録した1分27秒552がこのセッションのトップとなった。ただ、FP1のトップタイムには届かなかった。
2番手、3番手にハミルトンとボッタスのメルセデス勢が続き、4番手がライコネン、5番手がリカルドという結果に終わった。フェルスタッペンはノータイムとなっている。
6番手タイムを残したのはアロンソだったが、アロンソとリカルドの差は1秒近く開いた。ただアロンソ以下ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、エステバン・オコン(フォースインディア)、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、ルクレールというトップ10は非常に僅差だった。
トロロッソは途中でマシンを止めたガスリーが1分29秒831で13番手、ハートレーは1分30秒404と18番手だった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?