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「ナイトレースに向けた重要な施策」。豪州スーパーカー強豪チームが新カラー公開

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「ナイトレースに向けた重要な施策」。豪州スーパーカー強豪チームが新カラー公開

 今季から新たにジョイント・チームとしてVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに参戦するウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)は、今週末に開催される第8戦タウンスビル400に先立ち、ホールデン・コモドアZBのニューカラーリングを公開した。

 日本でも活躍しスーパーGTのGT500クラスにも参戦したジェームス・コートニーと、スコット・パイの2台体制を敷き、モービル1ブーストモバイル・レーシングのチーム名でエントリーするWAUは、次の市街地レースに向け新たなマシンカラーリングを披露。

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 2018年シーズンからブラックとオレンジのカラースキームとなっていた新型コモドアZBは、光沢のあるグロスホワイトをベースとした新鮮なイメージにチェンジし、このタウンスビルからクイーンズランド、シドニー、そして初開催のタイレム・ベンドまでの4戦で使用される。

 チームはこの新カラー発表に伴い、市販ロードカーの『シボレー・カマロ』と、同じくピックアップトラックの『シボレー・シルバラード』とともに撮影されたイメージを公開。

 これはウォーキンショーの一族が運営するホールデンの高性能車部門、HSV(ホールデン・スペシャル・ビークルズ)が、この2018年夏からオーストラリア市場に向け『シボレー・カマロ』を輸入し、右ハンドル仕様へのコンバージョンを行うことを意識した演出となっている。

 さらにHSVとしては、その先の展開として『シボレー・カマロ』でのVASC参戦に向けた評価も行っており、ファンの反響を見るとともに、2019年に同じく2ドアモデルの『フォード・マスタング』投入を決めているフォードへのアピールとも受け取れる。

「このニューカラーリングは素晴らしい仕上がりになった。間違いなく、人々の注目をタウンスビルやその先のラウンドに惹きつける役目を果たすだろう」と語るのは、チームの共同代表を務めるマシュー・ニルソン。

「我々は今シーズンを通じて、この新型マシンからとてもポジティブなフィードバックを得てきた。そこで得たものから大きく逸脱するようなことは望んでいないけれど、同時に新鮮さを保ち、つねに進化を続けることが重要だと考えている。そのひとつの素晴らしい解答がこれ、というわけさ」

「チームは過去にも、タウンスビルの市街地コースで良い成績を上げてきた。だから週末のレースにも自信を持っているし、この新カラーのマシンがグリッドの前方に並ぶことを期待している」
 新しく国際的なパートナーとしてチームに参画したアンドレッティ・オートスポートと、ユナイテッド・オートスポーツは、今季シリーズ最大の変革者として活躍を演じており、現在チームはチャンピオンシップでランキング3位につけている。

 エースのコートニーと、F1併催戦のアルバートパークで勝利を挙げたパイのふたりは、全31レース中16戦が終わった段階で、それぞれドライバーズランキングでも10位、6位につけている。

 チームのもうひとりの共同代表を務め、主に商業面のマネジメントを司るブルース・スチュワートは、この新カラーリング採用がシリーズにひさしぶりの復活を果たす"ナイトレース"に向けた「重要な対策」だったことも明かしている。

「マシンのルックスが素晴らしい仕上がりなのは間違いないし、タウンスビルのファンの前で披露できるのは楽しみだ。さらにシドニーで復活する"スーパーナイトレース"に向けて、我々のパートナーをより視覚的にアピールする意図も盛り込まれている」

「ナイトレースの照明設備のもとで、我々のマシンはさらに映えることになるだろうし、ファンが見逃すことのないように……という思いも込められているんだ」

 また、ニック・パーカットがドライブするブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)8号車のホールデンも、このタウンスビルからスペシャルカラーをまとっての参戦となり、シリーズの公式タイヤサプライヤーを17年間務めるダンロップのバナーを使用。昨季のイプスウィッチに続き"ダンロップ・レーシング"としてエントリーすることとなっている。

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