ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ダブル入賞で終えたオーストリアGPは上出来の週末であり、今後はコンストラクターズランキングの4位を狙うと語った。
前戦オーストリアGPではロマン・グロージャンが4位、ケビン・マグヌッセンが5位と、ハースは今シーズン初めてダブル入賞を飾った。またコンストラクターズランキングでもマクラーレンとフォースインディアを抜いて、ハースはランキング5位に浮上した。
一方ランキング4位のルノーはニコ・ヒュルケンベルグがリタイア、カルロス・サインツJr.が12位とオーストリアではポイント獲得とはならなかった。これによりルノーとのポイント差が13にまで縮まったことをハースは認識し、チームは希望を持ち続けるとシュタイナーは話した。
ランキング4位は現実的な目標かとmotorsport.comが尋ねると、シュタイナーはこう答えた。
「現在ランキング5位なので、5位を目標にすることはできない。常にもっと上の順位を獲得しようとする必要がある」
「運はどこにでもある。ある時は誰かが幸運を掴み、他の誰かが不運に見舞われるものだ」
「ルノーは強いチームであり、自分たちのやっていることをわかっている。もちろん、我々にとっても(ルノーを倒すのは)簡単なことではないだろう。幸運なことに、(トップ3チームのうちの3台がリタイアしたことで)普段よりも3つ上のポジションを獲得することができた。彼らに挑むこともできるが、他のチームを我々よりも後ろでキープしなければならない」
「フォースインディアとマクラーレンもとても強いチームだ。だが今回は少し我々が優勢だった。ランキング4位の獲得に挑めるだろう。それを達成できるかできないかはわからないが、常に前に進んでいくだけだ」
またシュタイナーは、今回の結果は、ピットミスによりダブルリタイアに終わった開幕戦の災難を埋め合わせるものだったと話した。
「罪を贖うことができただろう。我々は取り戻した。皆が(開幕戦の結果について)『困惑しているにちがいない』と思っていただろうが、決してそんなことはなかった。全員がマシンのポテンシャルを理解している。それがわかっていれば、懸命に作業をすれば結果は出るものだ。今週末は上出来の週末だった」
彼は、ハース以上にリソースを持っているチームに勝ったことに特に満足しているという。
「これがチームの功績だ。我々はこのマシンを作るのに200人より少し多いくらいのスタッフしかいないが、600人以上のスタッフを抱えているチームと戦っている。素晴らしい結果だ。このような結果を残したことをチームの全員が誇りに思っている」
チームオーナーのジーン・ハースは、一貫性を持つことがカギであり、オーストリアではそれが重要なことだと証明されたと語った。
「今週末はラッキーだった」とハースはmotorsport.comに述べた。
「でもひょっとしたら、来週はそうではないかもしれない」
「今回の結果は、(他のチームと)どれだけ僅差だったかを示していた。ルノーにメカニカルトラブルが起きたこともわかっているし、それは我々にも起こることだ。我々は一貫性を持たなければならなかった」
「3日間を通して問題がなかったのは、長いことやってきた中でもおそらくこれが初めてのレースだ。金曜日、土曜日、日曜日と全て大丈夫だった。これが必要なことだった」
「道のりは長く、決して楽なものではない。いつもシーズン中盤には弱点のようなものを抱えてしまうが、今回はそれを補うのに良いレースだった」
「これまで不運もあったので、何も起こらずに最終ラップを走り終えて欲しいと願っていた。そしてそれを達成したのだ。おそらく、負の連鎖を断ち切ることができたのだろう」
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