タイ・ブリーラムで開催されている2018スーパーGT第4戦。目まぐるしくコンディションが変わる中、GT500クラスは#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)が首位。昨年から始まったNSX-GTとヨコハマタイヤのパッケージで初のポールポジション獲得となった。
予選前のスコールでウエットコンディションとなった予選Q1。ただ、セッション開始時から雨も止み、水捌けが良いコース特性もあり、GT500の走行時には少しずつ乾き始めている状況。その中で中嶋が途中スリックタイヤに履き替えて5番手タイムをマークし、Q2に進出した。
スーパーGTタイ予選レポート(GT500):MOTUL MUGEN NSX-GTがコースレコード更新で今季初PP!
ほぼドライコンディションとなったQ2では武藤が渾身のアタックを披露。今回持ち込まれたヨコハマタイヤも見事にマッチし、1分23秒341のコースレコードでポールポジションとなった。
2006年の最終戦以来、約12年ぶりのポールポジションを獲得した武藤は、チームとヨコハマタイヤへの感謝を語った。
「久しぶりのポールポジションですごく嬉しいです。難しいコンディションだったんですけど、Q1を中嶋選手がきれいにまとめてくれて、彼のアドバイスを受けてアタックしました。多少(路面が)乾き切っていないところはあったのですが、今回はヨコハマタイヤさんがすごくグリップの高いタイヤを用意してくれたので、何の問題もなく全開で走ることができてポールが獲れました。すごく嬉しいです。また素晴らしい働きをしてくれたTEAM MUGENにも感謝しています」
また中嶋は、Q1をスリックタイヤで走れたことが大きなポイントだったと語り、ここまで苦戦が続いていたNSX-GTとヨコハマタイヤのパッケージで初めてポールポジションを獲得できたことに安堵していた。
「Q1はウエットから始まったんですけど、ウエットタイヤではあまり調子が良くなくて、ちょっと厳しいなと思っていましたが、運よく……というかスリックタイヤが使えるコンディションになりました。それでも、何が起こるか分からない状況だったので難しかったですけど、なんとかQ2に繋ぐことができました」
「Q2では武藤選手がクルマとタイヤの力を絞り出してくれたというか、ポールポジションを獲得してくれて感謝しています。チームとヨコハマタイヤさんも昨年から苦戦してきて難しいレースが多かったですけど、まずはポールポジションを獲れるところまで力を持ってくることができたので嬉しいです」
決勝レースも天候がどうなるか読めない部分が多いが、武藤はライバルから逃げ切るべく、もう一度チームとセッティング等を話し合って臨みたいとコメント。中嶋は第1スティントでどれだけタイヤマネジメントをうまくできるかがポイントになると語った。
「ポールポジションからのスタートなので、当然逃げ切りたいなと思っています。ただそんなに簡単にいくとも思っていないので、ちゃんと決勝に向けたクルマ(のセッティング)をもう一度チームと話し合って、まとめる必要はあるかなと思っています。タイヤマネジメントも非常に重要になると思うので、そこをきっちりまとめて頑張りたいです」(武藤)
「予選の結果はすごく良かったですけど、僕たちは決して予選重視でタイヤを選んだわけではないです。ただ、このコースは(事前に)テストができないので未知数な部分が多くて、どうなるか分からないですけど、まずは第1スティントでタイヤを労って、どれだけ(ピットストップのタイミングを)伸ばせられるかがすごく重要ではないかなと思っています。明日はまた気持ちを切り替えて頑張りたいなと思います」(中嶋)
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