富士スピードウェイで行われているピレリ スーパー耐久シリーズ2018の第3戦「SUPER TEC富士24時間レース」。ST-Xクラスポールポジションを獲得した#3 ENDLESS GT-Rの山内英輝は、決勝レースでは全員ミスなくレースを進めていきたいと語った。
今回の予選ではAドライバーのYUKE TANIGUCHIから好タイムをマークし、Bドライバーの山内もコースレコードを塗り替える1分39秒703を記録。合計タイムで今季初ポールポジションを獲得した。
富士24時間、ST-XクラスはENDLESS GT-Rが今季初ポールポジション
「富士は昨年もトップタイム(Bドライバー予選)を獲っていましたし、ちゃんとアタックすれば(ポールポジションは)獲れると思っていました。昨日からクルマの調子も良くて、それもあって獲れたかなと思います」
そう語る山内は、先月もニュルブルクリンク24時間レースに出場したばかりで、24時間レースの経験も豊富。長丁場の中でレースをしていくな中で、全員がミスをしないことが重要だと語った。
「24時間なのでそれぞれのチームの戦い方があると思いますけど、僕たちは僕たちでメニューをしっかり組んでいるところなので、それをベストを尽くせるように集中して、誰一人ミスなくいければ自ずと良い結果は出てくると思います。任されたスティントで一人ひとりしっかり集中して、タイヤ交換もミスなくやっていくのが大切かなと思います」
また、今週末はアウディR8 LMS勢が非常に好調で、昨日の専有走行でもトップタイム。予選では走路外走行(4輪脱輪)でタイム抹消があったが、#82 Phoenix Racing Asia R8がトップを凌ぐほどのタイムを記録していた。山内はニュル24時間でも、アウディR8 LMSのパフォーマンスを見ており、脅威に感じていたという。
「(今週のアウディ勢は)速いですね。ニュル24時間でも、ガンガン攻めていってクルマも壊れていないところを見ると、その辺(速くて壊れないこと)が彼らの強みだと思います。それも踏まえて僕たちはクルマを壊さない中でも、しっかりと速いペースを保たなきゃいけないなと思っていて、ちょっと恐い存在ですね」
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